はぶが語るそのBMW E30の歴史

”飯匙倩”と書いて、”はぶ”と読むらしい。。毒蛇のハブの事らしいです。理屈が合わん文字数ですが。文字変換したら出て来たので、ほぅ。。と思い書いてみただけでして、さして興味がないので、それ以上は調べませんでした。そうだから私は。。たぶん、博学になれんのです。でも私は博学な人より、一つの事を熱く語れる人が好きでして、そんな人の方が話は面白い気がする。広く浅くなんでも知っている感を装う人がいっちゃん苦手かな。。私?私ね。。車の事は語れんし。。音楽もそうだしね。。う〜ん。。考えてみたら、なんも語れん人間です。そうそう。。最近ちょっとした事で読むようになった、ある国産車専門店さんのHPなんですが、さすがだなぁ〜と感心してるんです。悟ってると言うか。。いったい幾つなん?この人。。って思ってたら、年が分かって(調べた訳じゃないですよ、ご本人が書いたから分かった。)、私より10ほど若いやん。。ずっと年上の人だと思って読んでました。私はある意味かなり心が落ち込みまして。。もう読むのも止めようと思ったり。。そろそろ職業考えないとダメかもしんない。。と思ったり、色々考えさせられるわけです。

はぶだった。。蛇の話だった。。はぶ怖い、噛まれたら痛そう。。ではなくて、BMW E30のホイールハブの話だった。あ、さっき上記で書いたみたいに私は自分の思う事を書いているだけで。。知識に基づいて書いている訳では無いので、ここブリーズブログは信用できる話は一切ございませんので、参考にしないでください。。BMW E30のホイールを外すと”そのBMW E30”の歴史を想像するのであります。頭がクリアだったら物語まで勝手に想像する北田であります。4本のホイールボルトを外す。。アルミホイール付きですので、いくら腕が痛い、肩が痛いとヘタレな北田の身体であっても(1ケ月くらい前のS/A仕様 E30作業で痛めてから、なおらんのでありんす。イタイヨ。。)、インパクトレンチを使わず、泣きながら緩めるのです。ん?めっちゃ硬い。。と感じたら、話がまた広がるんですが、今回はいい感じで緩んだお。最近はホイールはとトルクレンチ使う所が増えた気がします。(昔と大違いでいい事ですね。)で、4本ボルト外したのに、ホイールが外れん。。。って事があるんです、BMW E30では。そんだけハブとホイールの隙間が狭い?きちっと作られているから?。。さあどうだかね。。外れん時は、あ〜長い間整備してないんだ。。とか、前に外した時にハブ掃除してないんだ。。とか。右は簡単に外れたけど、左は外れん。。ん?もしかして。。左側にお花が植えられていて、毎朝夕に奥さんがお水をきちっとあげてんだとか(あ、これ本当にあった話ね。)。整備中のE30の話では無いです。まあ、そんな事を、歴史を想像しながら、ホイールハブを磨く北田です。

目玉洗い他。

BMW E30のヘッドライトにHIDを取り付けのお仕事です。うん久しぶりかも。。夜道の安全性が重視ですので、いつもの信頼できる製品BELLOFであります。もう10年以上前からブリーズはこのHIDシステムです。ネット等で格安の製品と違いましてちょっとお高い商品です。E30で使うH1バルブは現在は受注生産になっております。約二週間の納期でありますが、入荷しましたので朝から取り付けすることにしました。

一時期カプラーの仕事しかなかったくらい、カプラーばかり替えておりましたが、最近は随分減ったお仕事です。ヘッドライトを外すお仕事をしているとと、やはりここはしっかりさせておくべきだと思います。はっきり言ってもうカプラーを替えるのは無理なE30も多々あります。それは防水のハーネス(黒いゴムの所)が経年と熱?でバラバラになっちゃてカプラー外すと。。もうめちゃくちゃになっちゃいます。今回は今なら大丈夫と交換しました。

後期の後期E30に標準で付いている装備で、室内から光軸が調整出来る機能があるんですが、すでに動かないので、手動で調整出来るように変更しました。この方が調整幅が広がりまして、安全な夜道が走行出来ると思います。

せっかくお高いHIDシステムに変更するわけですから、その威力を発揮するためには、ヘッドライト内部も清掃です。LOW側ビームはネジを外せば、ぱか〜んと分解出来ますので、拭き拭きします。まあ。。分解できる分、埃等も混入しやすいのかな。。

経年でLOWビームの外側のメッキ部は白くなっております。。見栄えは悪いですが、さほど明るさには関係ないと思います。ですが、綺麗に拭き拭きしておきます。またHIDライトにすると、後期のプロジェクターヘッドライトはそのために設計されたと言うのが、体感出来ます。(昔あるお客さんに教えていただいた話です。当時世界初のHIDを装着して、E30は発売される予定だったとか。。と言うお話です。)

HIDのバルブはお尻が長いので、25φ穴を開けます。防水カバーも同梱されております。BOSCH製のBMW純正ヘッドライトの弱点?はバルブ止めであります。ご自分でバルブ等を交換された方はその意味が分かると思います。バルブ止めスプリングが外れてどっか行っちゃうなんて。。信じられない事が起こるのです。止め部(鋳物)が変形してしまい、止めスプリングがしっかり取り付け出来ないのであります。ある程度すったもんだして戻すんですが。。深追いはしません。。止め部(鋳物)が割れたらユニット交換になっちゃうから。。そいでもってHIDのバルブはハロゲンより取り付け土台が分厚いので、振動などで外れないように、私は念には念を入れて。。針金で止めスプリングが脱落しないように、固定しておきます。

点灯テストはHIDの箱を開けて、直ぐに行っていました。これをしておかないと。。保証がね。。ヘッドライトに組み付けも終わり、再度点灯テストしました。さて後はBMW E30に組み込みの戻し作業でありますが。。ちょっとまだヘッドライト右側を外す、別作業が残っておりますので、しばらくは目ん玉なし状態で、リフトでたかいたか〜いです。

BMW E30 カブリオレ リアブッシュの交換

長期お預かり中のBMW E30 カブリオレであります。BMW E30 カブリオレと書くのも長いし。。カブリオレさんはたくさんいてるし。。”320RMC”と呼ぶことに勝手にしました。たくさんメニューを頂きました中の実は、3つ目の作業です。2つはもうブログに載せました。おなじみのリアアクスルの縦側のブッシュ交換であります。交換前の写真は、もう完全に。。椎間板ペッチャンコですね。。

交換する前、リフトアップする前に私設?テストコースを走ったりしてきましたが、リア側から色んな音は結構していましたが、一番頻繁に細かく出る音は、リアショックのアッパーマウントだと思います。この縦側のリアアクスルのへたりのドンドンって音はさほど感じなかったんですが、外から目で見る限りブッシュは完全にへたっております。

ブッシュ、リアアクスルを支えるブラケットにはくっきり接触跡です。ここは通常と言うか、良い状態では隙間があります。8mmくらいかな。。その間をリアアクスルが動くわけでして、ずっとそれがくっついているって事は。。ショックアブソーバーで言う。。シャコタンの車がへたってOILやガスが抜けて、バンプラバーに接触している状態?って、感じかなぁ。。想像しても乗り心地悪そうでしょ。。

新旧ブッシュの背比べですが、ブリーズのブログ写真はちっこいから分かり難いですね。ほんでもって赤丸(半透明がオシャレでしょ。)つけたりなんかしてます。今はスマホで見る人が多いし、指先動かしたら大きく出来るので(なんちゅう行為か名前忘れた。。指で広げるあのやつね。)便利ですね。下の写真の比べ方はよく分かりますね。カブリオレはやっぱ車重が重いので距離がそこそこでもこのブッシュはへたっちゃいますね。また325はパワーあるんで、ガンガン走ってる人とか、そんな車両はここのへたりは早いです。今回の320RMCはブッシュの亀裂よりゴムのへたりの方が大きく見られます。きっと丁寧に、優しく、乗っておられるのだろうと、想像しています。

BMW E30のここリアアクスルのブッシュは、とても重要なメンテナンス箇所です。いくらショックアブソーバーを新品にしてもここがダメならがっかりした結果となります。今まではリアアクスルを全部降ろしてブッシュ交換が通常でしたが、ブリーズではここをアクスル降ろさないで出来るようにしたので、かなり時間金額等優しいので、定番メニューとなっております。

まだまだここブッシュがだめなBMW E30 が多いようです、ここリアをしっかりさせれば、直進性ももっともっと素敵になります。BMW E30本来の走りを蘇らせる事が出来ます。今や決して速い車ではありませんが、足やブッシュをしっかりさせるとあの安定性、コーナーリングは決して今の車に負けません。BMW E30でも少しは?いい所もあるんです。良い所も見てあげてくださいね。

  • 締め付けトルク
  • サポートブラケット〜ボディ 28Nm
  • アクスルキャリア〜ボディ M14X1.5 140Nm

BMW E30 水温ゲージセンサー

先日の『確かに。。低い。』なのですが。。モールに目がいっちゃって?解決しなかったんですが。。水温計の針が高すぎる(位置の話ね。。)よか、ましな故障のような気もしますが。。いえいえ、今日このBMW E30でお出かけしてたんですが(勝手に乗るなって?試乗の事ですやんか。。)、風紀委員さん待ちで約30分は停滞ムードでしたが、水温計の針が一個目の白筋をちょい超えるくらい。。ん。。ほんまにオーバーヒートしたり、ヒート気味の時困るよね。。これって。。工場に帰ったら、今一度見てみよ。。写真のメーター見たらこれは、BMW E30の車種が分かるって人たぶんたくさんいるとは思うんですが、325eであります。水温センサーなるものがサーモ周りに4個付いているのでありまして。。どれが何用でどれがメーター用か。。後期e30なんかはここには、2個しか付いていないので知ってるんですが、4個って。。おいおい。。実は見間違っていまして、エアクリーナー側から見た茶色のセンサーが水温計用だと勝手に勘違い。後期と同じ所にセンサーあるじゃん。。茶色の方がメーターへ行くセンサーであります。エンジン暖め冷却水暖めながら、センサーの抵抗値の変化とか見て〜サーモ閉じてる時と、開いてからの数値にあんまし変化ないので、きっと悪さしてるのはこいつだろうと、交換しました。ちゃんとBMW E30の水温計のいつもの位置?におさまってくれました。実は私、ここセンサーの不具合見たの初めてです。へ〜こんなに抵抗値がおかしくなってメーター狂ったの初めて見た〜と、ちょっと嬉しい夕方でした。まあ。。30年超えの20万km超えのBMW E30 325eの部品です。よく働いたと私は思います。。かなり”頑張り屋さんの部品”でしたね。

明日は木曜定休日です。体調は悪くはないんですが、花粉とか。。他、自分で決めた事とかで、ちょっと体に変化が起こっているのかもしれません。。美味しい物食べてスカッとしたいな。。そうそう、何度か書いてますが、GW休暇の日程決めました。また見ておいてくださいね。ご予約が入らなければ。。前半も休んで、10連休しちゃう?。。かもしんないので。。お電話だけお願いしますね。

5月2日(木)から6日(月)までお休みさせて頂きます

BMW E30 フォグランプ(角)

BMW E30の前期とかM3に装着されている”角いフォグランプ”であります。去年とかのイエローにして遊んでましたあの”角”フォグです。アースの接触不良で点灯しないって結構多いのは事実です。実は。。フォグランプの作業に入る前に、片側のバックランプが点灯しないので、あーだこーだしていたんですが。。終わって、残るはフォグでした。まあ。。球切れか、アース不良とは思っておりましたが。。フォグの外枠のネジ左右を外せば、レンズごと外れます。外して。。『わっ』

結構錆びきてますね。。これじゃあアース不良で点灯せんわね。。と、アース線外そうと。。外そうと、『わっ』。。2回目の『わっ』であります。アースが切れました。まあそれはよくあるので、想定内かな。。アース端子は作り直さないとねとは思っていましたから。フォグのバルブホルダーがアースになっていますので、バルブの土台が当たるところは磨いて、端子も磨いてと。。朽ち果てた、ちぎれたアース端子のカスをバルブホルダーから引っこ抜いて。。引っこ抜いて。。『わっ』。さんかいめ〜。。ちびてますやせてます。本来はここバルブホルダーだけでも交換したいところですが、さすがに。。物持ちいいブリーズでも?持っていません。とりあえず。。かろうじて?点灯はさせました。フォグランプ一個でアドレナリンが3回分泌しました。

BMW E30 おいるすいっち

BMW E30 のOILプレッシャースイッチです。写真は前期の平端子仕様です。専用工具みたいなもんがないと見たよりやり難いです。私は貧乏なので、余ってる工具を削って、オイルプレッシャースイッチ脱着専用工具を作りました。

  • 締め付けトルク 40Nm M20 M10 M40
  • 締め付けトルク 20Nm S14(取付部がアルミだからかな?)
  • 平端子 6131 1243 414 ¥1840-
  • カプラー端子 1261 8611 273

確かに。。低い。

先日サーモスタットの単体点検をして、水温計が低く指しているのは、サーモでは無くメーターかも〜と作業は進めました。でもってクーラントは全部抜いちゃったんで、水温計をチラチラ見ながら、エア抜きしながら、様子を見ていました。。ん?う〜ん。。なんか。。モール浮いてる〜。。綺麗なメッキのモールが少し浮いています。手で押し込んでもおさまらないので、クランプを取り付けすることにしました。こんな綺麗なメッキモールがお空へ飛んでいっちゃ〜あまりにも悲しいでしょう。。高速道路走行中にモールが飛んでった人は多数おられます。いつものようにクランプは安いので、在庫してます。水温計はそっちのけで、作業開始です。今回は結構全体的に浮いていたので、モールも外れやすかったし、クランプ4個挿入しました。BMW E30って触ってたら他の事が目に入る事が多々あるんです。無視するか。。どうか?悩むのです。。いろんな葛藤があるのです。まあ私も悪魔ですが、少しは人間ですから、当たり前ですが。。水温計?水温計の話は?。。メーターでも無い事が発覚して、悩み中。。あ〜体かゆい。。すとれすかなぁ。。