平成最後のお仕事は、BMW E30 キーシリンダー修理でした。

BMW E30の運転席からのドアロックは2段階あります。ドア閉めて、アンロック状態で、キーシリンダーの穴が縦の状態からシリンダーにキーを差し込み、ロック側へキーを回す。”とてもシリンダー等が良い状態”では、縦から45度くらいキーを回したら集中ドアロックが作動します。ところが。。90度くらいまで回さないと(キー穴が真横になるくらい)、ドアロックが作動しない。ロックできたとしても、これはすでに、”故障状態”です。そのまま使い続けると。。思わぬ事が起こります。ドアが開かなくなったり、キーが抜けなくなったろ。。エトセトラ。。

45度電気ロック&90度機械ロック(盗難防止とか。。)と言う機能がBMW E30の運転席にはついていますので、キーシリンダーはちょいと複雑であります。また結構無理しているので、故障しやすいのは事実です。アルミなどの部品が使われているので、欠けたり、削れたりして、だんだんその機能が失われて行きます。45度でロックしてたのが。。60度くらいになった。。80度くらいになった。。症状のあらわれであります。今回も90度まで回しても。。ロックされない時があったりしていました。リペアキット(¥8220-)と言うのがまだ発売されています。今のうちに入手しておくのも良いかもしれませんね。後付けキーレス付けてるから必要ないって?あ〜それ、間違いだよ。。最近キーレス故障多いです。。しっかり治して、ビシバシ、45度電気ロック&90度機械ロック復活しました。

かみわざ。。かみのて。。でした。

BMW E30のATのシフト照明が点灯しない。。って、『それ経験済み!』のE30だらけだと思います。自分で原因を追求した事がある方は、そらダメになるわ。。配線切れるわ。。って、分かると思います。無理してますもんこの配線の曲がり等。。またここATミッションとかの熱が伝わってくる所なので、余計にそうなると思われます。配線繋げばいいじゃん。。な〜んですが。。切れている位置によっては。。神の手、技が必要となります。

今回、北田の手は、まさに。。それでした。。よくぞ配線出来たもんです。。あ〜。。エアコン修理中。。コンソール外れている時に。。気がついてしていれば。。そんな手や技いらんかったのに。。自分が悲しくなりました。。

裏も表もこてこてでした。

冷媒変更のBMW E30 320RMCです。エンジンルーム側は先日済ませていました。パーツは準備していましたので、やる気と時間とスペースの問題です。今日は。。実は急遽行うことになりましたが、その気合は凄かった北田です。取り憑かれたように始めました。

おー。。エバポレータを引き抜きましたが。。ひっさしぶりに見る気合の入ったエバポレータでありました。。う〜ん真っ黒け。30年以上湿気ったり乾燥したりの繰り返しの箇所です。。カビとか発生して当然かもしれませんね。。

センタコンソール等、長年の汚れ等は拭き拭きは面倒なので、丸洗いします。すっかっと爽やかな気分になりますね。エバポレーターケース(ヒーターユニットケース)の中もしっかり掃除します。これでエアコンつけた時のあの異臭?は無くなるでしょう。。しっかり真空引きして〜規定量の新ガスr134aを充填して、さぶいさぶい冷気が出てきました。