病院での点滴を思い出します。(BMW E30 M3 クラッチのOIL漏れ)

BMW E30のマニュアルミッション車のクラッチOILは、ブレーキOILタンクと共用しています。タンクの横っちょから、クラッチOILをもらっております。何気に。。ブレーキOILの量を見て。。驚愕?しました。。タンクの半分OILが。。減ってる。。ブレーキ&クラッチOIL漏れもしくは。。ブレーキパッドがかなり減ってるか。。どちらかであります。それと。。よーく見ると。。ブレーキマスターシリンダーと、OILタンクとの隙間がある。。ん?これはおかしい。。たぶん一度マスターシリンダー外した、交換した。(交換しているのはとてもいい事ですね。30年経ってんだから、3回は最低交換していても普通です。)その時にちゃんと入ってなかったんでしょう。上からぐいっと力入れて、しっかり挿入させました。

しかし。。どっから漏れてるんだ。。この隙間からは漏れてなかった。まあ。。すぐに、室内側のクラッチマスターシリンダーを疑いまして。。ステアリング下のカバーを外して、覗いて。。ビンゴでした。まあ。。”E30あるある”であります。

こう言うのを見ると。。病院で点滴を初めてした時を思い出します。。ベッドに寝転んで。。点滴を見る。ぽたっぽたっ。。液剤が落ちるのが見える。。「これって。。点滴無くなったら。。どうなるんだろう?それまでに看護婦さん。。呼ばないと。。空気入ったら、あかんのちゃうんかなぁ。。」初めての時、不安でした。

クラッチのOILラインリフレッシュしました。全部リフレッシュしました。圧力ホースも亀裂やら、盛りだくさん。街中で「クラッチペダルが戻ってこない!」なんて事が起こる寸前でしたから。。少々?金額掛かりますが、目を閉じていられる場所ではありませんから。。長い事乗るんですから、仕方ないですね。。

今、心落ち着いてブログ書いておりますが。。正直、今までで一番、交換が辛かった。。歳のせい?違う。。ある程度は覚悟はしてたけど。。マスタシリンダーの先っちょ、OIL出口と、OILパイプの繋ぎのとこ。。何度もブログで書いてますが。。今回は、手の入る所に、でかいFUELフィルターがある年式のBMW E30。。はっきり言って、神業で完成させました。神の手です。。すごい。。自分で神業と書くぐらいですから、よっぽど辛かったんでしょう。。紅葉の手が、まっかかになりました。きんちゃんはえらいです。

しかし。。これだけ、ブレーキ&クラッチのOILが減っているのに、メーターアイコンが点灯していない。。おかしいんじゃ無いの?。。のちに点検しました。。なるほど。。”隠蔽工作”を見つけました。。これは。。。よく無い隠蔽工作なので、部品追加発注し、修理することにしました。。ドイツ欠品納期未定でしたが、ラッキーな事?に日本に在庫2個ありました。。こんな事が、最近よくある在庫状況です。

BMW E30 エアコン コンプレッサー

BMW純正のE30用のエアコンコンプレッサーは、写真の一種類しか、今は販売していないらしい。いちおう。。長いことおんなし車ばかり触っているつもり。。なので、この新品コンプレッサーを見れば。。どの車種のE30に使われていたかは。。わたしは分かります。

今回はBMW E30 M3ですが、もともと付いていたコンプレッサーはすでに交換されていて、今回入手のコンプレッサーとはほぼ?いや。。同じカタチであります。

M3のことを語れるブリーズではありませんので、黙って。。黙って。。仕事します。M3の経験は少ないのですが、?マークな所は。。工場内で出来る範囲で。。工夫してみました。

私はすごい設計も出来ませんし、工場の中に”有る物”(廃材や在庫部品って意味です。)を加工?いえ。小細工ですね。。なるべく?マークを消せるようにしては見ましたが。。根本的に。。いえ。。黙って仕事します。。