RIKOの彫刻刀で。

このBMW E30 ですが、タペットカバーの汚れや、コテコテの前回りとはうらはらに。。シリンダーヘッド、カムシャフト回りは、ピッカピカなんです。これは喜ぶべき発見?でありまして。。バルブクリアランス調整をする事になりまして、終わったらサーキュラープラグとカバーパッキンを交換するんですが。。カバーパッキンが、何箇所かへばりついて。。取り除けない。。こんなの初めてかも。。もしかして、30年間。。ここ開けられた事が無い?ん〜んなぁあほな。。まさか。。なんですが、そうかもしれんです。。

色々駆使して。。取り除きましたが。。最後は、OILストーンでいつものように、面を整えて。。本日は終了としました。あんまりにも寒くて、電気ストーブを抱きながら。。お仕事してましたが、この冬一番寒かったです。冬は終わったかなぁ〜と、気を抜いていたので、かなりきつい寒さでした。。ちょっと辛かったです。

今日も磨いています。BMW E30作業は順調です。

正直なところ、昨日は間違いなく、ボルトは折れるだろう。。と思っていました。2本は素直に緩みましたが、1本はビクともしませんでした。作業の順番的にはスロットルの折れそうなボルトを温めながら。。サーモハウジングを磨いていました。

サーモハウジングを磨いているのは、ブリーズ中古在庫のハウジングを磨いていました。何度か書いていますが、BMW E30 M20エンジンのサーモハウジングは途中で対策された部品が供給されています。古いタイプはこの何十年かの間に、たいてい?交換されている。。筈なんですが。。走行距離の少ないこのE30は(ほぼ最終モデルなんですが。。)、”危険なハウジング”のままでした。見てるだけで不安になるので。。実は勝手に、よかれよかれと。。交換する事にしました。

スロットルウォーマーのボルトは、見事?緩んでくれましたが、今回はもう折れてしまってもどうにかなるさ〜的ノリで、少々諦めムードで、新技?(写真のはんだごて温め戦法は、全くダメでした。。)で緩めたので、ちょっとこれは。。クセになるかも。。実は冷静に書いていますが。。緩んでね〜めっちゃくっちゃ嬉しいんですよ。

実は、パワステホースが出来上がって来るまで、あまり作業は進められません。。これは、BMW E30 右ハンドル車の事情です。左ハンドル車ならパワステホースを待たずに、ぐいぐい作業を進められるんですけどね。。タペット調整もするので、こってこてのカバーを外して、洗浄です。。これで、いろんな準備は出来たはずで、洗浄&磨き物は。。もうないかな?あ〜上手に磨いたり出来る機械がほしい。。と、意味深に?つぶやいておく事にします。