先日「E30 FUELインジェクタパイプとプレッシャーレギュレーター」で、パイプの型が違うと書きましたが、分かりにくいかな?と思いまして、参考までに、写真を載せてみました。
最近87年88年式のE30後期のインジェクタが続きまして、実は気がついた事がありました。
インジェクタのパイプは上記の様に違うのですが、他にも違う所がありました。
写真は撮ってはおりませんが、インジェクタの配線が違いました。
カプラーの違いは少しありましたが、配線の取り回しが違っていたりした物がありました。
私のE30の配線は、ホルダータイプになっていまして、配線がプラスチックのケースによって覆われております。
しかし。87年、88年の触ったE30は、またそれぞれ違いました。
BMWがいろいろ試行錯誤していた様子が、見えます。
基本は同じですが、年式によってこれだけ変わっているのは、興味深い箇所だと思われます。まだまだ燃料ネタが続きそうで、もうえーよ〜って言われそうですが、もう少しつき合ってみても楽しそうな感じですよ。
現在あと2台予約を頂いておりますが、何かあるかな〜?
いままで、少しすんなり行き過ぎのような。。気がするんですけど。。。
「赤い風船 / 天地真理、堺正章&浅田美代子」
「Factory diary」カテゴリーアーカイブ
BMW E30 FUELインジェクタ清掃の途中報告
「とっても贅沢な?燃料系リフレッシュSET」が、何故か?(何故かなんて言ったら怒られますね。「心を揺さぶる素晴らしい案だ」と、言って下さった方もおられるんですよ〜♪)ご好評で、ちょこちょこ作業しておりますこの頃です。
お客さんの声、その1「めっちゃ調子良くなりました〜燃費も良くなりました」
お客さんの声、その2「なんかスムーズに吹き上がって行く感じです。」(M20、S14)
お客さんの声、その3「私には分かりません。。。。」(S14)
お客さんの声、その4「トルクが太くなった感じがあります。」(M20)
お客さんの声、その5「気持ち良くて、直ぐに走りに行きましたが、凄いスムーズに下から上まで吹きます」M20)
お客さんの声、その6「はっきり言って素晴らしいです。エアコンON時のストレスがかなり無くなりました。」M20)
お客さんの声、その7「今までブリーズさんの口車に乗せられて色々しましたが、これは今までで一番です。」
まあ色々で、結構評判は良い感じだと思います。
走行状態や年式やエンジン型式も皆さん違い色々ですので、なかなか興味深いですね。
もろに調子の悪かった車は、ほんの数台でしたので、メンテナンスを兼ねてのリフレッシュがほとんどです。
あまりに調子が悪かったE30で、レポート結果を後で出してみたりしたE30もありました。(これはお客さんは望んでいませんでしたので、ブリーズ持ちの作業です。)
写真左はインジェクタ入り口の物で、右は出口です。(87年式の66600KM走行車です。)
だいたいは皆さんこんな感じですが、実は左の写真は「少しいつもと違うぞ〜」と思いまして、写真を接近で撮ってみました。(もっと良いカメラが欲しい。。先日ライカのデジカメの写真を見せて頂きました。頭から離れません。。けど。。私には買えないよ〜とほほ。。)
何が違う?って、入り口に何か「異物が入っているのかな?」って、初めは思いました。
今までのほかのインジェクタと比べても、記憶を辿っても、違う。。何か入っている感じに見えます。
細いクリップで、触ってみましたら、なんか硬い。。し、クリップでは、取り出せないです。
何かが詰まっていた、としたらとても調子が悪いはずですが、現車は全然調子悪くないです、
いったいなんたろう?IRSさんに聞いてみようっと思いましたが、なんとなく分かった気がします。
インジェクタの入り口に付いているフィルターが変形している感じです。(なんか網の様な感じが分かりました。)
6本中2本がこんな感じになっておりました。特別調子が悪い訳ではなかったので、もしかしたら、気にする事はないのかな?こんどIRSさんに聞いてみます。
インジェクタを清掃してもらう時に全て、Oリングやスペーサーそして、この’網’フィルターはブリーズでは交換して頂いておりますので、ブリーズの清掃再生インジェクタは、全く安心していただける物となっております。
これからもなかなか興味深い、インジェクタ清掃の途中報告です。
「赤い風船 / 天地真理、堺正章&浅田美代子」
BMW E30 ワイパーアームのガタつき
写真は、E30ワイパーアームの根っこです。BODYとの取り付け部です。
あ、ワンアームワイパーのお話ではありませんよ。(最近ワンアームワイパーばかりでしたから。。)
手で軽く触って揺すってみたら、ガタガタ動きます。
これは、ブッシュが朽ち果てて、役目をしていない証拠です。
拭き取り時のワイパーの飛びや、ひっかかりの原因にもなっているかもしれません。(ワイパー飛びには、撥水剤や油膜など様々な原因要素が考えられます。)
「まあいいや。。」って見て見ぬふりをしていますと大変な事になるかもです。
ワイパーアームの付け根は、結構力が掛かっておりますので、ガタが出ていると負担が掛かって、BODY側を損傷する恐れがあります。
ゴムのブッシュが無くなってしまうと、ワイパーの本体とBODYが接触しますので、削れて行き、ペイントが剥がれて、錆が出てしまいます。そうなると、想像通りの事が起こります。
板金して、ペイントするには、フロントガラスの脱着まで発生してしまいます。
とても安いブッシュを交換しないが為に、恐ろし〜い事になりかねません。
やはり早期発見が、大事なE30を長持ちさせる事になりますね。
「春の風が吹いていたら / 吉田拓郎、天地真理」
ひ、光ってます。タペットカバー。
光っております。怪しげに光っております。
ブリーズには、何人かの磨き職人がこられます。これは磨けば光るのでは?と思えば磨いてしまうのでしょうか?恐ろしい方達です。
その恐ろしさは、文明の利器を使わないで、全て手作業と言う恐ろしさなんです。
私は、文明の利器を持っていたとしても、きっとここまで磨かない自信?があります。
もともとこのタペットカバーは、どろどろ〜でした。
一人の方が、ペイントなど遊びましょ♪案で、参考の為にサンプルとして、一度お持ち帰り頂きまして、返却して頂いた時に「お〜どろどろが無くなって綺麗になった〜」ラッキーなタペットカバーでした。
ところが、今年の2月に「暇な時に磨いてきましょうか〜」って、一言を頂きましての完成品であります。
ほんと、ありがたいお話ですね。(ありがとうございます。)
在庫のタペットカバーは、磨いて置かないって言うのが、癖になるかも〜〜
近いうちに、わたしの320iA4Rのインジェクタを交換する計画ですので、その時に取り付けさせて頂く予定です。
「春の風が吹いていたら / 吉田拓郎、天地真理」
BMW E30 ガソリン臭いは何回目かな?
最近のネタは燃料系ばかりで、面白く無いって、思っているのですが。。
続くんですよ。同じ修理は不思議とね。
点火系は、結構目視出来る事が多いですね。スパークプラグは車載工具でも外せるし、デストロビューターなどは、減り具合を見る事も出来ますので、結構良好なE30が多いと私は感じております。
燃料系は目に見えにくくても、燃料臭があるので、少しはたどって行けます。
BMW E30で、「ガソリン臭い」ネタは何回目かな?私の記憶では3回目で、過去に修理例が1、2回くらいだったかな?
上記の漏れの例は、直接エンジンが調子悪くなる訳では無いので、今回のネタとは少し違います。
今回の「ガソリン臭い」はエンジンルームでした。フードを開けて、エンジンルームに顔を近づけると匂いました。
燃料ホースの亀裂かな?インジェクタ周りのOリングかな?
かわいいチワワのように、お鼻をクンクン探しておりました。
目視では漏れは見当たらないけど、やっぱり「ガソリン臭い」。。
プレッシャレギュレータを負圧計で調べると、圧がすぐ抜けて行きました(写真で針が見えませんね。カメラが悪い!、いや腕が悪い!いや違います。。一回撮影したら2回撮らない手抜きですね。)。
負圧ホースを外したら、なんとそこから(矢印の箇所です。)燃料が出て来ました。
プレッシャレギュレータのダイヤフラムが破損して、流れてはいけない所に流れているようです。
これでは、いくらコンピューターが頑張っても、余計な燃料が空気と共に入ってくるので、調子が悪くなる訳ですね。
しっかし。。根性の無いFUELプレッシャレギュレータですね。
「赤い風船 / 天地真理、堺正章&浅田美代子」
TEST
私とお客さんの温度差は、どのくらいあるのだろう。。?
同じ作業はつづくといつも書いておりますが、今月実はOILパンの脱着が2.5回目です。(0.5ってなんやねんね。)
エンジンOILパンを外したら、清掃をします。
OILポンプストレレーナーや、OILレベルセンサーも外します。
話しは飛びますが、去年OILレベルセンサーを脱着し、清掃したE30は、警告灯は全く点灯しなくなりました。先日ご報告を受けました。よかったよかったです。
テーマは、「お客さんの温度差は、どのくらいあるのだろう。。?」です。
今回は少し難しい、”内面的”なお話になりそうだ、気分を害したら嫌な方は、先を読まない方がいいかも。。
OILパンの清掃はどこまでしたら、お客さんは納得するのでしょう?
整備的には、外観より内部の方が大事ですよね。でも、綺麗にするなら外も綺麗な方が見た目も良いし、良いに決まっています。
今は写真機があるので、記録に残せて、お客さんにも見て頂く事が出来ます。便利な時代です。
え?車と写真機?写真機の方が先に出来た?そうですね。。。昔から便利な時代でした。
綺麗に磨くのは大変ですね。先日お客さんが磨いたBBSセンターキャップあれくらい、エンジンOILパンを磨け!って。。無料で、ごしごし磨いてもらった訳ですから、恩返しをしなさいって。。電話が入りました。鬼ですね。
何処までが磨きで、何処までが清掃か?う〜ん。。あんなに光らせません。
アルミの粉を吸ってアルツハイマーになったらどうしてくれるんですか?(その説は知りませんよ。)
それでなくても、最近物忘れが激しいのにね。そこまで、磨けるか〜〜!
って、温度差のお話でした。
「赤い風船 / 天地真理、堺正章&浅田美代子」