最近同じ事を続けて作業しましたが、MTの種類が違いました。
リア側のOILシールは、共通で作業も同じでしたが、フロント側は全く取り付けの仕方すら違いました。
ZFはまた違います。
忘れないうちに品番を書いておこうかな。。
インプットOILシール 2311 1228 314(240)¥4431-
インプットOILシール 2312 1220 619(260)¥2919-
アウトプットOILシール 2312 1205 340(240&260)¥2226-
シフトシャフトOILシール 2312 1282 394(240&260)¥210-
ロックプレート 2311 1409 120(240&260)¥1554-
「涙から明日へ / 堺正章&天地真理」
BMW E30 クラッチのO/H
たぶん。。E30のクラッチのオーバーホールネタなんて面白くは無いと思います。
日本にあるE30の90%はきっとAT車でありますから、ほとんど関係ないお話でございます。
しかし、「クラッチのO/H」と言う言葉自体かなり少ない会話になっております、日本の車事情です。
マニュアル車など商用車でも減って、本気のスポーツカーでもマニュアル車は減っております。
私も「クラッチのO/H」と言う作業は、ひっさしぶりであります。
”クラッチ板の無い車”に”クラッチ板を取り付ける”と言う作業は、ここ数年何台かさせては頂きましたが、「クラッチのO/H」は2年半ほど前にR34スカイラインで作業した以来であります。
大昔はよく「クラッチのO/H」のお仕事があったもんで、人生初の「クラッチのO/H」は確か。。三菱コルトバン、よく分からないのですが、えらい骨董品の車でした。
だんだん日本の車は、FF(前輪駆動)になって行きまして、「クラッチのO/H」はちょっと面倒になってきておりました。
苦労した記憶は、初代ミラXXターボ。。あれはMT降ろすのに泣いていた記憶です。
あとで聞いたら、エンジンを降ろした方が速いとか。。
それから、セリカのGT-FOURあれも地獄。。だった記憶。。
それからMR2なんて出て来まして、MT全盛の世の中でしたね。
たいてい一人でやってしまわないと気が済まない、ケチな性格ですので、助けを呼ぶのが大嫌い。。
その中で、とうとう人生初の「助けて〜電話」を入れたのが、R32 GT-Rでした。
基本FRの4WD車ではありますので、少し外す物が多いくらいなのですが。。
重い。。あまりに重い。。だんだん腰も悪くなってきたお年頃でして、降ろすのは降ろしたのですが。。
これ積めない。。力が。。足の上に落とすかも。。限界を感じ、営業職の人に電話して、支えてもらったのが、忘れられないです。
それに比べると、E30はFRの基本車みたいな構造ですから、とてもやり易い車の一つかもしれません。(あの悪名高きセルモーターの脱着がなければね。。)
話は随分と長くなりましたが。。たいしてネタは無かったんです。
新品クラッチ板の厚みの差を写真で撮りたかったのが、正直な所であります。
クラッチ板にクラックも入ってきておりますので、やはり良いタイミングのO/Hでありました。
「涙から明日へ / 堺正章&天地真理」
E30 MT クラッチ廻りから、雄叫びが。。犯人特定編
「profiling」通り、やっぱりレリーズベアリングの”お耳”のかけらでありました。
クラッチのO/Hや、構成部品を見た事がある方なら、あの”かけら”で分かって当然なくらい、綺麗な?”かけら”でしたので、「こんなオーバーに書いて〜」なんて思っておられる事でしょうね。
オーバーアクションは大事な時がありますよ〜先日の伝言ゲームではありませんが、「楽しい話」は大きくなる方が面白いんです。(映画『Big Fish』は面白かった。。)
え?修理代が掛かるのに、面白い話じゃない?。。ごもっともです。。(しゅん。。)
まあ。。そろそろクラッチO/H時期に近かったのだと思いますよ。
”雄叫び”の犯人は、レリーズベアリングではありましたが、オーナーさんによると。。
「結構〜無茶して遊んでました〜」う〜ん。。正直で良いお話であります。
昔昔、E30ツーリングでリアタイヤの片側が異常に変摩耗すると言うのがありまして。。
見た感じ異常に摩耗や変形箇所は、ぱっと見なくて、犯人特定にかなりの時間を要した事がありました。
「なんか大きな段差などに乗り上げが、あったんちゃう?」と聞きましたが、身に覚えが無いとシラを切っておられました。
「タイヤだけ替えて。」と言われ交換しましたが、半年もしないうちに、タイヤがずるずるに変摩耗。。
「正直に言います。。実はかなり大きな段差を勢い良く乗り越えた事があります。」
私は桜田門ではありませんから、それを言ってくれていれば、前回のタイヤ分損しなかったのにね。。リアアームを交換しまして、解決した想い出であります。
レリーズベアリングは変形し、焼き付きを起こして、クラッチカバーは勿論の如く(レリーズベアリングが直接当たる箇所)変摩耗し、少々悲惨な風景ではあります。
しかし、お馴染みクラッチ3点以外に大きな損傷も無く、普段のクラッチO/Hと変わらない作業であります。
ついでに、とはなんですが。。MT−OIL漏れも治しておきましょうね。
「涙から明日へ / 堺正章&天地真理」
ようこそガレージブリーズへ vol.63 from Aichi
86年 ALPINA C2/2.5さんのご来店です。
ブリーズでは、初めてのE30 ALPINAであります。
ALPINAの事はあまり?(全然ですね。)詳しく無い私は、質問する事の方が多いです。
E30乗りとしては、憧れのE30の一台でありましたので、下回りなども拝見させて頂きました。
ALPINAのNEWホイール?いえいえ、冬期仕様のスダットレスタイヤであります。
写真を撮る以上、ALPINAホイールでの撮影が望ましいのですが、この冬期仕様が私はとても気に入ってしまいました。
ついつい、ALPINAともなると雨の日は乗らないとか。。実用性を離れてしまっている傾向が高い気がするのですが(勝手な思い込み?)、毎日通勤で使用されております。
箱入り娘?じゃ無いところが、とても気に入ってしまいました。
エンジンルーム、下回りなどとても整備されております。
私の目を引いたのは、時計なんですが(写真は撮っておりませんが。)文字盤の十字が違いました。
こんな所に直ぐ目が行ってしまいます私ですが、サイドブレーキのハンドグリップの仕上げが素晴らしかったのであります。
レザーのハンドグリップに交換されておりまして(Z3用ってたぶん。。言っておられました。)、ステッチにALPINA色の糸で縫い直しておられました。
元々の黒い糸を抜き、カラーの糸を縫い直したそうであります。
DIYを自分なりに考えて、遊んでおられる箇所が随所にありました。
とても楽しいE30であります。
自分色のALPINAって、とても良いと思います。
これからもとても楽しみなE30であります。
「涙から明日へ / 堺正章&天地真理」
E30 MT クラッチ廻りから、雄叫びが。。profiling編
「きたださ〜ん。。クラッチの中に猫がいてるみたいな。。」
「え〜聞いてみたいな〜どんな音?」
「も〜恥ずかしくて、乗ってられないくらい。」
楽しみに入庫を待っておりました。
「これ〜猫とちゃうやん。悪魔の雄叫びみたいや。」
って、悪魔の雄叫びって、実は聞いた事がありませんが。。
「でしょ〜。。乗ってられませんこの音。」
クラッチ廻りから音が出ているのは、間違い有りません。
なんだろなんだろ?想像している時が、一番楽しい。(お金は二の次?)
たぶん、レリーズベアリングかな〜なんて、思いながら。。
ミッションケースの前のカバーを外しましたら。。
ま〜あ、綺麗なスターダストの様な、金属の粉がたくさん観測されました。
まだ天の川さえ見た事が無い私には、美しいとしか言いようが無い、スターダスト。
おっ。大きなかけらが、見つかりました。
この形、レリーズベアリングのお耳かな〜
土日はMTミッションは降ろせませんので、週明けの楽しみであります。
しかし。。先日別車両で、ミッション降ろして。。続くな〜同じ作業。。
「涙から明日へ / 堺正章&天地真理」
並べたいけど、綺麗に並べられない。
車の部品を並べるのは、意外と楽しくて、嫌いではありません。
しかし車に付いていると、あんなにカッコいい(E30の事)のに、外した部品一つ一つは大してカッコ良くはありません。
外してもカッコいいのは、ステアリングとかアルミホイールくらいなもので、他はほとんどオブジェにもなりにくい。。と思っております。
事務所や工場に部品を飾っていますが(飾ると言うか。。見せびらかし?違いますよ〜商売です。)、様になっているのは、上記とボンネットかな?
MINIやVWのSHOPさんなどで昔よく見た、前回りの飾り(フロントフェンダーから前を切って?壁から出ている感じのやつです。)、看板みたいなもの。
あれをブリーズでもしてみようか〜?なんて考えた事が一瞬ありますが。。
E30は無理。直6の前廻りは長過ぎ〜
と言う事で、ヘッドライト廻りキドニーグリルとかを考えましたが、どうも気が乗らない。
E30のカッコいいと言うか、私の好きな所のひとつで、ボンネットが前に倒れるところ。
あれはいい。とてもいい。作業性などはどうでもいい。
あのボンネットの開き方がもの凄く、私の心をくすぐります。
暇な時などは、工場がカッコ悪いので、在庫のE30などをわざわざリフトに入れて、ボンネットを開けたままにしていたりします。(せこいでしょ〜でもこれは大事なパフォーマンスです。)
あのボンネットは存在感がありますね。
「涙から明日へ / 堺正章&天地真理」
リペア DE ぴっかぴかのBBS RG。
アルミホイールのリペアで、蘇ったBBSホイールであります。
お客さんのご依頼で、リペアさせて頂きました。(私はしません、外注であります。)
施工前の写真が欲しいところではありますが、撮影はしておりませんでした。
私の在庫のアルミホイールなら、施工前は撮っておくようにはしておりますが、施工前はそれなりですので、興味が出るところではありますが、わざと撮っておりません。
リペアはそれなりにお金が掛かってしまいます。
でもやっぱり「車は足元から」と昔から誰かが言ったように、足元は大事であります。
乗ってしまえば見えない悲しさはありますけど。。
何故?アルミホイールを縁石などで、傷を付けてしまったらショックなのか?(私自身の話ですよ。)
BODYを傷つけてしまうより、アルミホイールを傷つけたショックの方が、私は大きい。
修理代はきっとBODYの方が高くなる(勿論箇所によりますが。)のにね。
きっとそれは、一瞬の心の隙間というか。。ラフな操作によって傷が付くからだと思っております。
大昔、自分のE30のリペアしたてのホイールをリフトに入れる時に傷つけた事がありました。
今までそんな所(リフトのアーム)に当てた事が無かったのに。。
頭を抱えて、数秒立ち直れませんでした。。けどもう一度リペアする気も失せてしまい、放置しました。
邪念と心の乱れであります。修行は大事であります。
「涙から明日へ / 堺正章&天地真理」