「Factory diary」カテゴリーアーカイブ

S0 最近のドイツオーダーは早いですね。

先週Mテクニックエアロを取り付ける作業をいただきました。何度付けても楽しいものです。車は変身するし、お客様はニコニコだし。
中古部品をリメイクしての作業でした。エアロだけでは勿論装着出来ません。クリップ類など小物も必要となります。
特にフロントスポイラーに関してはブレーキエアインテークのホースの長さが違うので交換が必要です。エアインテークが欠品していたので、発注を掛けましたが本国オーダーとのこと。でも10日足らずで入荷しました。たまたま運が良かったのかは聞きませんでしたが、早いと思いました。昔は1ヶ月くらい掛かったと思うのですが・・・
Mエアインテーク LH 5171 2238 867 ¥3,780-(税込み)
Mエアインテーク RH 5171 2238 868 ¥3,885-(税込み)

FOXマフラー Mテクニック編

問題有りです。はっきり言って。
やはり出口が右に寄りすぎです。私の320 ACリアスカート装着車にも前回お話したように右に干渉しましたが、Mテクリアスカートにはもっと干渉します。それは左向きにもともと純正マフラーがオフセットされているため、リアスカートも左よりにカットされている為です。
実はこの車両完全Mテクニック仕様325i ツーリングです。いろんなカタログにはツーリングは取付不可などと書かれていますが、セダン用のマフラー取付ブラケット(車両側)は存在します。ツーリングの場合リアマフラーの取付は専用ブラケットにて装着されています。何故かは私にはいまの所、理解しておりません。
昨日は悪戦苦闘(6時間)の末に取付しました。加工加工の連続でした。お客様の了解を得てリアスカートもカット(約3cm)結局ツーリング専用のブラケットが無ければ付けられなかったかも・・・難有りでした。
も〜疲れました。性能的にはなかなかの物なのになぁ・・・

”狼を喰う”と言う意味らしいです。

FOX E30 320/325用リアマフラー
輸入元のALPHAさんの社長さんに聞きました。狼と言うのはご存じ”REMUS”のロゴマークです。
ドイツのお話で”狼を喰う”FOX 狐のお話があるそうな・・・そこから名がついたそうです。
新参メーカーのFOXは価格的にはとても安いステンレスマフラーです。REMUSの76ΦW出しが現在¥152,250-(税込み)ですので、ほぼ半値の¥80,850-(税込み)とは驚きです。
FOX初期のE30用マフラーは80ΦWだったそうです。やや左に当たったらしく改良品として76ΦWで少し右よりにとALPHAの社長さんが依頼し、ようやく入荷したもようです。
しかし・・・ちょっと右に寄りすぎ?私のE30はACのリアスカートを装着しているので右側エアロに干渉してしまいます。何度か調整したのですが。。。個体差が有るのかもしれません(車もしくは製品)。
※2008/02/01価格改定¥98,700-(税込み)

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憧れのALPINA

アルピナだぁ〜すごいな〜
先日ブリーズのHPを見てALPINAさんが遊びに来られました。
実は私、e30アルピナの本物を目の前で見たことがありません。
C2 2.5だそうです。しかもアルピナブルーではありませんか!
いーな〜、いーな〜 そんな事ばっかりつぶやく私でした・・・

エンジンの吹きが悪い M20


どうもエンジンがばらつき、吹きが悪い。なんだか6気筒ちゃんと点火してないような・・・
基本はプラグ、エアエレメントの点検、清掃もしくは交換ですよね。
それでもだめなら、プラグコードの抵抗値も測定しましょう。デスビのキャップ、ローターのリークも点検。
今回は全て異常なし・・・
130000KM走行の89年式320 M20エンジンです。点火系に問題が無かったので、燃料系に点検が進みました。
整備屋さんにもいろんな進み方があると思いますが、私はこんな順番です。
インジェクターに聴診器をあて音を聴きました・・・なんか違和感がありました。
インジェクターカプラーを外し点検したところ断線が見つかりました。どうもここに水が溜まり錆から劣化したもようでした。配線を作り直し、エンジンスタート!抜群の吹き上がりです。
下からの湿気やスロットルバルブの水廻りの漏れからここに水が溜まるようです。
要チェックポイントですね。

ドアミラー ウォーターペイント

これはわたくしのBMW E30 のドアミラーです。外付けのパーツにウォーターペイントをしたら、耐久性は?と思い1年位前に施工したものです。
青空駐車場なのですが、現在も剥がれや、くすみはありません。
ボディペイントと同じで最終クリアペイントをし、磨きを掛けますので、ボディペイントと同じ行程ですから、そう簡単は剥がれませんね。
ここまではやりすぎ!なんてよく言われましたが、外のパーツにも出来るか?と言う質問のお答えです。

オーバーヒート


これからの不安はやっぱりオーバーヒート!
E30の場合水温計の指針は暖気後だいたいセンター前後です。
ヒートでまず疑うのがサーモスタットですね。判定方法としてはいろいろありますが、ラジエーターのアッパーホースとロアホースの温度差です。手で触って明らかに温度差があれば、まず間違いないでしょう。(エンジン回転中はファンやベルトに必ず気を付けましょう!危険です。)
温度差がなければ、他のホースも温度点検です。冷たいホースがあればエアがかんでいるかも。
他はコンデンサーファン(グリルの後ろの電動ファン)がエアコンON時に回転しているかどうか?
エアコンOFF時でも水温が上がれば自動的に回転します。高速回転と低速回転があります。
ファンが作動していなければ、ヒューズを点検してください。結構切れているのを確認しています。
ここまではなんとか工具無しで判断出来るかも。

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メーターのトリップが動かない


トリップメーターが動かない
ほとんどの場合左の写真のようにギアが割れています。
右の写真が正常なメーターギアです。
中古のメーターをばらしてギアを組み換えたりしますが、成功例はブリーズでは現在1件です。
どうもプラステックのギアが風邪を引いたというか、ねばねばになって割れてしまうようです。
Assy交換はマニアにとっては嫌なもので、なんとか復活をと思考、施行錯誤しています。
近いうちにプラモデル屋さんを一度覗いてみようと思っています。
ギア数と大きさが合えばなんとかなるかも!
また報告しますね。

※追記 2009/11/17記
残念ではありますが、ブリーズの勝手な都合により、試行錯誤で今までやってまいりました、メーターギアの修理は終了させていただきました。
やっと見つけた、ピニオンギアを「今、プラモ屋さんに別件で来ていますが、何個か買って行きましょうか?」なんて優しくいつもお声を掛けて下さった、Kさん。
なんの見返りも求めず(勿論見返りもしませんでした)、ただただ精度を上げる為に、職種も違うのに、何度も何度も型を作り、また作り。。。モジュールギアをとうとう作成して下さった、Tさん。
ありがとうございました。ここに深い感謝の意と敬意を表します。
僅かな台数かもしれませんが、ギアの復活したE30は、現在も元気に時を刻んでいることも報告しておきます。