「Factory diary」カテゴリーアーカイブ

BMW E30 ドアトリムフォイルは大事です。その1

あんまりいい話ではありません。雨漏りがしてしまい、室内のカーペットが濡れてしまいます。
ドアのインナーパネルを外してみると。。。前オーナーが大きなスピーカーを取り付けていたのでしょう。大きな穴が開けられています。ドアパネルを切断していますので、困ったものです。
水が入って来ない様に、ドア側に貼付けされている、BMW純正の透明のシールドもありませんので、インナーパネルの内側から室内に水が流れ込むようです。
インナーパネルは穴の開いていないものが取り付けされていますので、購入された新オーナーさんは、かわいそうに。。知る由もありません。。。
中古車を買う時にそんな中まで、誰も見ませんし、実際見れませんしね。
いい音?聴きたい?から?ドアスピーカーに変更した?何台かこんな風にされたE30を見た事がありますが、水の処理も出来ない、そんな知識も無いなら、純正位置でスピーカーをグレードアップするべきです。

白い約束 / 山口百恵


ゴムのホースをバンドで締め付けて、空気や、水などが漏れない様にする。そんな箇所はE30でなくてもどんな車でも採用しています。
最近のBMWは水周りのホースは”カチットタイプ”みたいなワンタッチ式になっていますが。。
私は人に教えてもらった訳ではないので、”絶対”とは言いませんが。。
ホース類を再使用する時、バンドの”止め位置”は前に付いていた所と、同じ位置にするようにしています。
前回のバンド位置が”作業しにくいくらい変な位置”にある時も、それでも、元の位置にバンドをいやいやでも、取り付けします。
本当はホースも交換したいのですが、お客さんの予算などもありますしね、なんでも新品にって訳には行かないのが、現実です。
でも、ゴムが硬くなったりしているものは、再使用は危険な時がありますので、触って、見て、判断するしかないです。
硬化してしまっているゴムホースのバンド位置を左写真の様に、位置を変えて取り付けしてしまうと、よけいに変形し、漏れる恐れがあると私は判断しています。
絶対正解とは言いませんが、再使用時は気を使った方が良い箇所だと思います。
今回は漏れが発生しておりましたので、交換いたしました。

白い約束 / 山口百恵 ALBUM「17才のテーマ」

Paint It Black / The Rolling Stones

なんでもかんでも”黒く”ってつもりはありませんが、ようやく出来てきました。
出来てきました〜って、そんな話知らなくて当たり前のお話です。
工場に来てくれている方は、ご存知の私の”愛車”320IA4R。。カーボン調ミラーは外され、カーボン調ドアノブは外され、スモークレンズも外され。。とりあえず色んな色の部品(ドアミラーはブルー〜)が、BODYに装着されていました。いったいなんやねんってE30になっておりました。
「そんなんパーツ売るからやん!売らなければいいやん!」って言う人もいましたが、頼まれるとね、断りにくい人もいますからね〜
あまり部品に執着心が無いので、ほいほい外していましたが、あまりにも看板カー?としては恥ずかしいので、随分前に板金屋さんにパーツを渡してお願いしておりました。
フォグカバー、ドアミラー、ドアノブ。。あ〜〜エアダクトとキーシリンダーカバーも渡せば良かったなぁ〜
ようやく世界で一番かっこいい?E30が復活ですね〜ほんと。。どうでもいい話でした。

Paint It Black / The Rolling Stones ALBUM「Aftermath」1966

Automatic / 宇多田ヒカル


一般的な遊びではありません。。E30M3のラジエーターファンを電動化されておられ(ファンカップリングを外しています。)、追加でファンコントローラーなるものを取り付け、任意の温度で電動ファンを廻そうって、装置です。
”ファンカップリングを外す”と言う目的は、エンジンの負担を軽減し、ストレスを少なくすると言う事だと思われます。(ブリーズでは電動ファン化はしておりません。したことがありません。)
ただ、正直、危険がいっぱいですね〜。センサースイッチ、リレー、ファン本体、故障しかねないパーツが山盛りになってしまいます。
水温計もあてにならないE30ですもんね〜でも面白いな〜M20に付けてみようかな〜
でも隙間が狭いので、ファンを探すのも苦労しそうですね。だれかしている人いるのかしらね。。
カップリング外したら、私の320もう少し夏場、元気になるかな〜?

Automatic / 宇多田ヒカル ALBUM「First Love」

BMW E30 エンジンOILレベルセンサーの清掃

ようやく作業をいたしました。先日書きました、エンジンOILレベルセンサーの清掃です。
どうもセンサー単体は分解出来ない様なので、OILの入り口、出口から洗浄液で清掃してみました。ルームミラー上のOILランプが、規定量入っているのに、”無い”と点灯するからです。
OILレベルセンサーの中に”浮き”が入っていまして、”浮き”が沈むとランプが点灯するシステムです。
通常OILレベルゲージの測定で、0.8Lくらい無くなったら、点く様な感じです。(OILレベルゲージの上線から下線はご存知の通り1Lです。)
”浮き”は色々な所で、活躍してくれています。一番目にする所が、燃料計ですね。あとE30では、ブレーキOIL、クーラント、ウインドウォッシャー液かな。。
考えてみれば、E30発売時に日本車では高級車以外は、ブレーキOILと燃料計くらいしか”浮き”は装備されていなかった記憶です。
色々な所で、目を光らせてくれています。ありがたい機能ですが、センサーが潰れてしまうと「こんなもの要らんねん!」と怒る方もおられますが、便利な機能だと思います。
車も古くなれば、いろんな事が起こりますが、センサーだけに頼らず、目視点検は大事ですよね。

BMW E30 M3フトマニ(EXマニーホールド)


写真の撮り方で太さの違いが分かりにくいですが、目で見るとかなり違います。シルバー色の方が”太マニ”と言われるEXマニフォールドです。
外径だけではなく、内径も勿論広いです。私は初めて見ましたし、名前も初めて聞きました。
M3乗りの方はきっと知っているのでしょう。。ヨーロッパ仕様の物のようです。
太くすると、低速トルクが無くなる?どうなんでしょうね?でも高速域が良くなる?
私は付け替えただけで、そのあたりはよく分かりませんが。。。
まあ、あちらをとれば、あちらがなくなる。。よくある話です。
要は、個人の楽しみですから、楽しくなれば良いのじゃないかな。

BMW E30 M3用 ラジエーターキャップ

う〜ん。。正直ネタ切れです。ちょこちょこネタはあるのですが、最近ブログ題名とパーツで遊んでいるのですが、繋がりが思い浮かばず、困っています。
なら、止めれば良い?ですよね〜自己満足の世界ですものね。。へそまがりなので、もう少し頑張ってみることにします。
まったく題名とラジエーターキャップが合いません。頭をひねりましたが、合いません。
ただただ、M3のラジエーターキャップが宇宙船の様に見えただけです。
ラジエーターキャップはどうもE30には3種類ある感じです。前期タイプ(タンクが右側にあります。)、後期タイプ(タンクが左)とM3のタイプ。(詳しくは知りませんよ。)
どちらかと言えば、昔人間としては、M3のラジエーターキャップを見ると、らしく見えて安心感があります。どうもM20用のラジエーターキャップはプラスチックで出来ていまして、信用していません。
ラジエーターキャップは定期交換パーツです。圧力テスターなどで基準圧を測定し、交換しましょう。また目視点検も大事です。パッキンの劣化や、キャップの亀裂なども点検しましょう。必ず、クーラントが冷えている時に行うのが、鉄則ですよね。
E30 M3用 1711 2227 683 1.4BAR ¥3087-

ZERO / B’z

ZEROから始めると言う事は、凄い事だと思います。
たとえば、「絵」。白い紙を前に想像力と創造力によって描かれて行きます。
音楽もそうですよね、全く無い物から、例えば歌詞から始まり、曲を付けて行く作業。
それはとてつもない思考作業もあったり、ひらめきもあったり、それをある”カタチ”に完成させる素晴らしい事だと私は思います。
随分昔に「プラモ屋さん」シリーズで、E30のメーターギアが何台か復活しました。
私のE30はVDO製のメーターで(写真は私の320ですが、メーターパネルはリング遊びの為、MOTOMETERのパネルに変更しています。中身はVDOです。)、ピニオンギアのみの交換でなんとか動いておりましたが、先日とうとうまた、「ZERO」になりました。
トリップを押したら駄目、夏は特に押さない方が。。と、言い聞かせておりましたが、貧乏性?燃費を測りたくて、ガソリンを入れたら、必ず押していました〜
モジュールギアがその当時まだ完成しておりませんでしたので、いつかこの日がまたやって来るのは分かっておりました。
電気屋さん(ギア職人さん)長い間ブリーズに来ていません。ご連絡はありますので、元気にされております。頼んで作ってもらおうかしら。。ね。。でも、いつもいじめていたから、作ってくれないかもな〜〜でも長い間ブリーズに来ていないから、ギア職人さんもブリーズでは、「ZERO」からスタートですね〜
いやいや、ギアの話だけはなくて、「ZEROから始めて作る」作業に感服しております。
ギアを作って欲しい話にしか聞こえない?違いますよ〜「ブリーズグリルエンブレム」も「ギア」も本当に凄い作業だと、メーターが「ZERO」になったとき、また思い出したんです。

ZERO / B’z ALBUM 「RUN」1992