90年 325iA4L改さんのご来店です。
OILクーラーパイプなどの修理で、お越し下さいました。
当日は作業終了が夕方遅くになってしまい、次回ご来店時に、写真を頂く事にいたしました。
私の大好きな、AC SCHNITZER仕様のとても綺麗なE30さんです。
BODY色もなかなか珍しいのかな?グレーのメタリックです。(何色って言うのか忘れてしまいました。スターリングシルバーではありません。ごめんなさい。)
実は、3年ほど前にお取り引きを頂きましたお客さんで、お越し下さった時はとても嬉しくて、当時の話しで、少し盛り上がってしまいました。
まだほとんどお問い合わせも無い頃でしたので、よけいに記憶があるのかもしれません。
年をとると、最近の事より昔の方がよく覚えている?う〜ん。。なんとも言えませんけど。。
今までの修理の履歴を見せて下さいました。
丁寧に残されておりますので、ゆっくり見させて頂きました。
見ているうちに、「これは今まで、きっと挫折しかかった事があったんだろうな〜。。」と。。(私なら挫折しているかも〜)
それだけに、歴史がありますから、とても手放せない大切なE30になっています。
これからもオーナーさんとの歴史が刻まれて行く事だと思います。
2011/10/21写真upいたしました。
「春の風が吹いていたら / 吉田拓郎、天地真理」
BMW E30 ワイパーアームのガタつき
写真は、E30ワイパーアームの根っこです。BODYとの取り付け部です。
あ、ワンアームワイパーのお話ではありませんよ。(最近ワンアームワイパーばかりでしたから。。)
手で軽く触って揺すってみたら、ガタガタ動きます。
これは、ブッシュが朽ち果てて、役目をしていない証拠です。
拭き取り時のワイパーの飛びや、ひっかかりの原因にもなっているかもしれません。(ワイパー飛びには、撥水剤や油膜など様々な原因要素が考えられます。)
「まあいいや。。」って見て見ぬふりをしていますと大変な事になるかもです。
ワイパーアームの付け根は、結構力が掛かっておりますので、ガタが出ていると負担が掛かって、BODY側を損傷する恐れがあります。
ゴムのブッシュが無くなってしまうと、ワイパーの本体とBODYが接触しますので、削れて行き、ペイントが剥がれて、錆が出てしまいます。そうなると、想像通りの事が起こります。
板金して、ペイントするには、フロントガラスの脱着まで発生してしまいます。
とても安いブッシュを交換しないが為に、恐ろし〜い事になりかねません。
やはり早期発見が、大事なE30を長持ちさせる事になりますね。
「春の風が吹いていたら / 吉田拓郎、天地真理」
ひ、光ってます。タペットカバー。
光っております。怪しげに光っております。
ブリーズには、何人かの磨き職人がこられます。これは磨けば光るのでは?と思えば磨いてしまうのでしょうか?恐ろしい方達です。
その恐ろしさは、文明の利器を使わないで、全て手作業と言う恐ろしさなんです。
私は、文明の利器を持っていたとしても、きっとここまで磨かない自信?があります。
もともとこのタペットカバーは、どろどろ〜でした。
一人の方が、ペイントなど遊びましょ♪案で、参考の為にサンプルとして、一度お持ち帰り頂きまして、返却して頂いた時に「お〜どろどろが無くなって綺麗になった〜」ラッキーなタペットカバーでした。
ところが、今年の2月に「暇な時に磨いてきましょうか〜」って、一言を頂きましての完成品であります。
ほんと、ありがたいお話ですね。(ありがとうございます。)
在庫のタペットカバーは、磨いて置かないって言うのが、癖になるかも〜〜
近いうちに、わたしの320iA4Rのインジェクタを交換する計画ですので、その時に取り付けさせて頂く予定です。
「春の風が吹いていたら / 吉田拓郎、天地真理」
BMW E30 ラバークッション もしかして。。廃盤品?
ず〜っと前から気になっていた所のパーツを入手いたしました。
エンジンOILパンの一番後ろの右側に付いているブラケットなのですが、何かブッシュみたいな物が、きっと新車時は装着されていたはずだと。。
このブラケットが付いているE30と、そうでないE30があるのも、何台か触っているうちに分かっては来ていました。
深く調べてはいませんが(いつもそうですね。。)、どうも後期E30の最終らへんかな?私のE30にはブラケットがついています。(91年登録の90年製造のようです。)
いつもの如く詳しく調べていませんので、いいかげんに読んでください。
ブラケットが付いているE30は沢山見ましたが、みんなブッシュみたいな物が付いていません。
ずっと想像していたのですが、きっといつの間にか切れたりして無くなっているのだと思います。
調べよう調べようと思いながらも忘れてまして、ようやくGW前に思い出して調べましたら、出て来たのがこのゴムのブッシュです。
もう少し小さい物を想像していたのですが、意外と大きかったです。(直径約45mm)
きっと、エンジンマウントが切れたり、へたった時や、走行時にエンジンが前に行ったりするのを和らげるブッシュだと想像しています(まあ誰でもそう思いそうなパーツです。)。
私のE30に装着してみましたら、メンバーとぴったりくっついてしまいました。
くっつくのが正解か?少し隙間があるのが、正常なのか?は、実は知りません。
私のE30はエンジンマウントとATマウントを交換してから、25000KM走行で、約4年経過しております。
新車販売時もE30を見たり触ったりして来ましたが、残念ながら記憶にありません。
まあ無いよりあった方が良いと言う事で、装着してみました。
でも。。いつか無くなって飛んで行くのですかね。。。。?
赤いフロントスタビライザーバーはEibachではありません。。赤い色を塗った”ぱちもん”のバーです。。(一応はMテク用ですよ。)と、白状しておきます。
BMW E30 ラバークッション ¥546-
「春の風が吹いていたら / 吉田拓郎、天地真理」
GW休暇のお知らせ
5月 ゴールデンウィークお休みのお知らせです。
5月3日(火曜日)から6日(金曜日)まで4日間をGW休暇とさせて頂きます。
よろしくお願いいたします。
毎週土曜、日曜日は、営業しております。
是非ご利用下さい。
定休日は、毎週 木曜日 です。
「春の風が吹いていたら / 吉田拓郎、天地真理」
ようこそガレージブリーズへ vol.53 from Ibaraki
88年 320iA4Lさんのご来店です。
ご好評のWAKO’S RECSの施工でお越し下さいました。
ロイヤルブルーメタリックのとても綺麗なE30です。
走行距離がまだ27000KMの車両です。下回りをお客さんと一緒にリフトアップして点検しましたが、その走行距離が物語る様に、シャシがとても綺麗で、錆など見当たりません。
きっと屋内保管されていたのだと思われます。
先日も85年の325eのお客さんのお車が、19900kmなんてのもありました。(長期お預かりしたのに、写真を撮る事を忘れておりまして、次回は写真を頂きたく思っております。)
なんかブリーズと言えば、”極悪E30”が沢山来ているイメージを持たれている様な気がしておりますが、そんな事はありませんよ。ブリーズは(私は)正真正銘の正統派工場?です。
このE30のオーナーさんは、最近このE30を入手されました。
お電話の第一印象通りのとても丁寧な方で、出来る所はなるべくご自分でしてみたいと言う方です。(お仕事を伺いましたが、なるほど!納得です。)
オリジナルを大切に、ちょこちょこメンテナンスされて行くご予定のようです。
走行距離が少なくても、メンテナンスの必要な車ですもんね。応援させて頂きたいですね。
凝り性?のお客さんの手によってきっと、もっと素晴らしいE30になって行く予感があります。
楽しみな一台です。
「春の風が吹いていたら / 吉田拓郎、天地真理」
BMW E30 ガソリン臭いは何回目かな?
最近のネタは燃料系ばかりで、面白く無いって、思っているのですが。。
続くんですよ。同じ修理は不思議とね。
点火系は、結構目視出来る事が多いですね。スパークプラグは車載工具でも外せるし、デストロビューターなどは、減り具合を見る事も出来ますので、結構良好なE30が多いと私は感じております。
燃料系は目に見えにくくても、燃料臭があるので、少しはたどって行けます。
BMW E30で、「ガソリン臭い」ネタは何回目かな?私の記憶では3回目で、過去に修理例が1、2回くらいだったかな?
上記の漏れの例は、直接エンジンが調子悪くなる訳では無いので、今回のネタとは少し違います。
今回の「ガソリン臭い」はエンジンルームでした。フードを開けて、エンジンルームに顔を近づけると匂いました。
燃料ホースの亀裂かな?インジェクタ周りのOリングかな?
かわいいチワワのように、お鼻をクンクン探しておりました。
目視では漏れは見当たらないけど、やっぱり「ガソリン臭い」。。
プレッシャレギュレータを負圧計で調べると、圧がすぐ抜けて行きました(写真で針が見えませんね。カメラが悪い!、いや腕が悪い!いや違います。。一回撮影したら2回撮らない手抜きですね。)。
負圧ホースを外したら、なんとそこから(矢印の箇所です。)燃料が出て来ました。
プレッシャレギュレータのダイヤフラムが破損して、流れてはいけない所に流れているようです。
これでは、いくらコンピューターが頑張っても、余計な燃料が空気と共に入ってくるので、調子が悪くなる訳ですね。
しっかし。。根性の無いFUELプレッシャレギュレータですね。
「赤い風船 / 天地真理、堺正章&浅田美代子」