E30ツーリングのショックアブソーバーの交換は、実は久しぶりです。
現在(2/5日)は、何故かカブリオレが3台入庫しておりました。こんなにカブリオレが揃って入庫するのは、初めてです。
ツーリングの方が、私は台数が多いのかと思っておりましたが、こう見ると少ないんですね。
ツーリングのショック交換は思い起こしてみれば。。5年以上した記憶が無いんです。
確か。。面倒だった記憶しか残っていませんでした。
うん。作業を始めると、記憶が戻ってきました。
サイドの内張りを外して。。スピーカーBOXを外して。。お!アッパーマウントの頭が見えて来たぞ〜え〜っと。。お〜シートベルトを外すんだ〜った。
大した工具は要りませんが、カブリオレやセダン系に比べると、倍ほど時間が掛かります。
実は、カブリオレのショックを交換したのも、つい最近の話なんです。
私の周りはほとんど、セダン、クーペ、ときたまツーリングでしたので。。
カブリオレのリアショックのアッパーマウント交換時のサービスホールは、お客さんに教えて頂きました。
ほ〜便利な所に、サービスホールがあるな〜これは良い!にこにこしておりました。
が、サービスホールが微妙に狭い。ナットは簡単に工具で外せますが、音止め?の為のゴムのキキャップが、装着しにくい。。もう数センチ大きければ。。。
なんて思っていたら、去年からカブリオレばかり最近ショック交換や修理をしておりました。
そして、久しぶりのE30ツーリング。。。う〜ん、カブリオレとどちらが良いかな?なんて考えながら。。。楽してお仕事させてはくれませんね。。
「Factory diary」カテゴリーアーカイブ
BMW E30 こんなこともありました。
最近とても真面目に?働いておりまして、少しブログもさぼり気味。。
お叱りのお電話も入ったりしております。
同じ作業が続き、ネタが重なるのもあって、少しネタに困っておりました。
真面目に働いている中、E30のリアショックで写真の様な事が起こっておりました。
分かりにくいかもしれませんね。リアショックの下のブッシュがずれております。
国産車ではよく見かけるのが、この箇所のブッシュの亀裂です。
私は経験が少ないのか?E30のこの箇所で、ブッシュがおかしくなっているのは、見た事がありませんでしたので、写真を取り置きしておりました。
リアショックのアッパーマウントはとても弱く、亀裂が入ったりしているのはよく有る事だと思います。特にカブリオレやツーリングはリアが重いのか痛みは激しいです。
写真の箇所のブッシュが、ずれた原因はなんなんでしょ?Gが掛かったくらいで、ずれてはとても困りますし、ほとんどあり得ないと思います。
運が悪い?のかな?ショックを外して手で押しても、私の力では、とてもとても移動するような物ではありません。
車って、色んな事が起こりますね。。
タンク内で、バラバラになってる燃料ポンプ
「ほんまに〜?ネタ作りとちゃうん?」って電話が入りましたけど、ほぼホントです。
ほぼ?ネットの世界ですから全部信じちゃダメって鉄則はありますけど。ほぼホントです。
エンジンが始動不能で入庫いたしましたE30。
なんだろ?なんだろ?楽しいな(不謹慎ですが、何が悪いのだろうと考えている時間が楽しいんです。すみません。)。
火花は飛んでるから。。また燃料系か。。
お客さんに、「ポンプは1年ほど前に交換しました。」とお聞きしておりました。
でも、調べていくうちにポンプは動いているけど、エンジンルームまで、燃料が来ない。
FUELストレーナーまでは燃料は来るけど、エンジンルームまで来てくれませんでした。
ポンプを外そうとしましたら、タンクから出て来ない、取り出せない。何かが引っかかっている様な感触。
なんとか出そうとしたら、バラバラになって出て来ました。(この時完全にバラバラになったので、”ほぼ”って表現しました。)
最初はゆっくり外したので、見えました。ポンプのOUT側出口が外れている。。。
なるほど。。前回ポンプモーターだけを交換していた感じで、モーターは社外品です。
ポンプブラケットから、燃料入り口のストレーナーが外れて、ポンプモーターが下に下がり、出口に隙間が開いた様です。
これでは空気を吸ったりしますので、燃圧が掛かりません。エンジンルームまで運ぶパワーが無い訳です。
私がBMW純正ポンプをお勧めするのは、ブラケットや下のストレーナーまで、新品に替わると言うのもあります。
ポンプのみ交換するタイプもネットなどでも売られています。私は安く修理出来る点で、悪いとは思いませんが、装着時に注意しなければならない点があると思います。
たとえば、錆などでブラケットが破損もしくは、開いてしまっている時や、ストレーナーの差し込み部が柔らかくなって開いてしまっている時など、ASSY交換が望ましいと思います。
ポンプモーターが脱落しない様に工夫しなければ、今回のようになってしまうかも。
BMW E30 クーラントレベリング S/W
E30のマイナートラブルで一番多いのがこれかも。
ラジエーターの水のレベルを測ってくれるセンサーです。測ってくれるといっても、減った時に点灯するような仕組みです。
エキスパンションタンクの上に刺さっているもので(M20)、付け根のパッキンの水漏れや、誤作動などで、活躍?してくれている所です。
時たま誤作動したりで、信用していない方もおられますが、ここはBMW E30の大事な所。
水とOILの警告は、決して無視してはだめですね。
勿論、目視は大変重要な作業ですが、これらがしっかり作動していれば、”鬼に金棒”ですね。
白い浮きがタンク内に脱落して、減ってもランプが付かない車両も見た事があります。
クーラントレベリング S/W 6131 1378 320 ¥4641-(昔はもっと安かった。。)
BMW Performance 5MT用シフトノブ
「BMW Performance」のパーツは、あまりE30には縁が無いと、勝手に思っておりまして、カタログすら見た事が有りませんでした。
先日、遠方のお客さんから、お問い合わせとご注文を頂きましたのが、このBMW Performanceの5MT用シフトノブです。
シルバーとアルカンターラのコンビ柄のシフトノブです。カッコいいパーツですね〜。
現物はさすがBMW、適度の重量が有り(少し重量が有る方が、ミッションなどの振動を逃がしたりするので良いそうです。)、質感もとてもいい感じです。
E46用なので、E30に装着出来るのか?調べましたが、問題は無さそう。
現物が到着しまして、お客さんにお電話を入れさせて頂きましたら、「先に、ブリーズ在庫のMT車に付けてみて下さってもいいですよ〜」なんてお優しいお言葉を頂きましたが、いえいえ新品ですので、そう言う訳にはね。。装着写真を撮りたかったけど、そこは我慢(って、当たり前か。。新品ですものね。)
商品到着、装着後にお電話をくださいました。(とても参考になりました。ありがとうございます。)
お客さんが不安だった点は、アルカンターラ(黒の皮革部)が、使用しているうちにつるつるにならないか?でした。
「シフトチェンジの際、手に握る部分にはあまり触れない箇所に、アルカンターラがデザインよく使われているので、痛みにくい感じです。」と安心のインプレを頂戴いたしました。
以前にM3用の皮のシフトブーツをご購入頂いておりまして、そちらとの取り付け後の、隙間なども私は気になっておりましたが、まったく問題なく綺麗に収まったそうです。
純正シフトノブより数センチ短くなりますので、プチショートストローク化も出来ますので、なかなか良いアイテムですね。
BMW Performance 5MT用シフトノブ ¥18900-
BMW E30 やっぱり落ちてた、プロペラシャフト
「やっぱり落ちてた。。」って、確認していたのでは無いの?って言われそうですが。。
AT車では、プロペラシャフトのセンターマウントベアリングはそう簡単には、目視出来ません。
ある程度、マフラーの遮熱板などを外せば、かろうじて見れますが、全景は少し無理です。
デフ側(後ろから)バーなどで、ガタを触ってみれば、酷い落ち方の物は確認出来ますが、少し下に落ちている程度のものはガタが確認出来ない時もあります。
AT側(リア)のディスクジョイントは目視出来ますので、亀裂が大きければ、センターマウントベアリングもダメじゃないかと私は判断しております。
リアマフラー、フロントマフラー、遮熱板を外し、プロペラシャフトがようやく丸見えになってくれました。
「やっぱり落ちてた。」少し嬉しい?気分。お客さんに「やっぱり落ちてたよ。」って言ったら、がっかり?気分?
そうかな〜嫌な音とかの原因が分かったから、良い報告どと思うのですが。。。(お金が掛かるので、微妙ですね。)
そう簡単に潰れる箇所ではありませんので、修理すれば、また長く乗れます。
交換後は、ストレス無くデフに回転が伝わって、気持ち良いです。
E30 ちょっとレトロな感じで良いかも〜♪
しつこくまだキャップを眺めていましたら、ガソリンキャップの雰囲気が、とても気に入ってしまいました。
ガソリン給油口に取り付けようと思っておりましたが、目の前にタペットカバーがありましたので、装着してみましたら、なんかいい感じ。
おー〜!えーやん。昔の車ってこんな感じだった記憶です。
ガソリンキャップは圧が掛かるので、キャップにスプリング機能が装着されていまして、タペットカバーに取り付けるには、気持ち力が必要ですが、問題はなさそうな感じでした。
内側のパッキンの大きさもほぼ同じに見えます(測れよな。。)。
付けてみよ〜。キャブ車の方が似合いそうですが、まあよし。
良い子のみなさんはマネしないでくださいね。何かあっても私は知りませんよ。