袋ナットのクロームメッキです。
E30では、M3のカムカバー周りに使われております。
M3のこの辺りの写真をブログ内で検索しましたが、大きな写真などが見つかりませんでした。(それだけM3ネタが少ないってことですね。。)
通常M3のカムカバーは黒色にペイントされておりまして、”M POWER”なる文字がありますし、とても芸術的に作られております。
ところが、M20は芸術性もなく?安く作られている感じですね。
カバーを止めるナットも貫通式ですし、カッコいい物では決してありません。
SHOPさんや、DIYなどでM20のタペットカバーに、色を塗ったりしておられるのをしばしば見る事があります。
SHOPさんのチューニングエンジンなど施した、タペットカバーに色を塗っているのは、とてもカッコいいなぁ〜と憧れます。
それを見れば、チューニングされてなくてもカバーに色を塗りたくなるのは、自然な?事かもしれませんね。
色を塗っているM3のエンジンには、このクロームナットがとてもよく似合います。
M20の素のカバーにこれを付けても、どうも。。ね。。
色を塗っているM20のタペットカバーにこれを付けたら、綺麗だしカッコいいかも〜と思い、自分のタペットカバーに合わせてみましたが。。スダットボルトの頭が長過ぎ。。
う〜ん。。これはつまらない。。スダットボルトの頭を短くするか、もう少し短いスダットボルトに入れ替えるしかありませんね。
ワッシャをかまして、下駄にするのも見栄えが悪いですから、今度やってみようかな。。
部品を見ていたら、そんな気分になりました。
「恋する夏の日 / 天地真理」
E30 M3 キャップナット(クローム)0711 9924 324 ¥147-
「Factory diary」カテゴリーアーカイブ
E30 お行儀の悪い吹き出し口
とてもお行儀が悪いエアコンの吹き出し口です。
お行儀が悪くなったのは、やはり原因がきっとあります。
かなり以前のブログに少し原因が書いてあります。
このフィンの部分だけ外して、割れてさえいなければ、修復可能です。
車両に付けたままするのは、きっと至難の業に様な気がします。(根気とアイアイ[おさるさんです。]の様な指があれば、出来るかも〜)
ベンチレーター本体をASSYで外すのは、結構コツがいるので、吹き出し口のフィン部のみ外しての作業の方が、ダッシュボードも傷つく恐れも少ないです。
外し方も以前のブログにが書いてありますが、ちょっと分かりにくいかも。。
文字ではなかなか書きにくいのです。。ご勘弁ください。
今回も割れは無かったので、修復出来ました。
外したついでに、少し”ブラブラ”でしたので(上下にフラフラで、常に下を向いている状態です。)、ベンチレーターの差し込み口にストレスとなる様な物を取り付けて、フラフラしないようにしました。
お行儀悪く、フラフラ遊びほうけていた子もしっかり更生するんですよ。
完成の写真を撮る時にデジカメの電池が無くなりました。。まあ完成の写真は面白くは無いので、いいかな。。
「涙から明日へ / 堺正章&天地真理」
BREATHE号 整備記録
かわいいエクボが2発入ったブリーズ号は、前回のOIL交換から約4800KM走行しまして、現在119800KMです。
このダブル連休は、ほとんどお仕事が無く(天気良かったからね。)、土日計4日でOIL使用量は4L。。
ブリーズ号のOIL交換をしたかったのですが、やはり商売が先で、土日に在庫OILを使うのをためらっておりました。(高いOILですので、山ほど在庫はしておりません。。情けないですが。。明日YACCO GALAXIE 1ケース& MVX1000 1ケース入荷します。)
平日にE30のお客さんが来られる事は殆どないので、本日行いました。
「120000KMジャスト!」で本当は行いたかったのですが、忙しくなる前にやっておきたくなりまして。
私の車の整備記録なので、無視して流してください。
119800km
エンジンOIL YACCO GALAXIE 15W50
OILエレメント 今回はM20用
118000km
セルモーター
117000KM
パワステタンクOリング
BOSCHスパークプラグ WR8LC 6本
クランク角センサー(HELLA)
BMW E30 ヒューズBOXには無い、2Aヒューズ
少し汚れておりますが、ネズミ色の2Aのヒューズです。
随分前に本気で部品取りしたE30から、外した記憶はありました。
ヒューズ在庫(最近は大中小色々あります。)を探しましたが、2Aと言う物は、ガラス管ヒューズは在庫しておりますが、板ヒューズでは持っておりません。
以前外したぞ〜と言う記憶だけで、何処に付いていたのか?そして何処に保管したのかも忘れておりました。
正直な所、何に使われているのか?知りませんでした。
入庫中のE30で、ヒーターがなんらかの理由で、エンジンルーム内で遮断された車両がありまして。。
室内に水が回らない様にされております。ヒーターが効かないと言う事なんです。
何故?故意に遮断されているのか?分かりませんでした。
「おそらく。。ヒーターバルブが潰れているか?コアが破れているからだろう。。部品が高価なので、予算上こういう処置にしてあるのかな。。?」
って程度で、「まあ、中古パーツは在庫があるから、なんとかなるさ〜」と作業を始めました。
センターコンソール類を外し、ヒーター周りを目視しましたが、外観的には漏れた痕跡が見つからず、とりあえず全て車両から外しました。
ヒーターコアは滲みの痕跡がありましたので、交換しよう。ヒーターバルブは綺麗だな。。
ヒーターバルブが作動しているのか?確認をとりましたが、作動しておりません。
ヒーターバルブの配線をチェックしましたら、電源が来ておりません。
電源が来て無いので、ヒーターバルブ本体のチェックは後にします。
おー。。温度調節の切り替えスイッチを点検。。そこまでは電源は来ております。
ヒーターバルブまで電源が来ていないのは、この温度調節の切り替えスイッチが悪いのかな?と思い、在庫の点検用スイッチに配線して、ヒーターバルブの電圧をチェック。。ノブを回しても電圧の変化も無しでした。
う〜ん。。何処かの配線の断線か?。。。ヒーターバルブのカプラーを辿って行きましたが、あまりに狭くて見にくいし、腰が辛い。。
う〜ん。。困りました。。
困ってばかりでは、進みませんし、ここまでして諦めるわけには行きませんので、もう一度配線をチェックです。
手探りで(かなり室内の上の方に配線があります。)配線を触って分岐部や曲がっている所を探りましたが、やはり見えないので、分かりません。
お〜い。。ヒーターユニット本体が見えるまで、外さなければならないのか〜。。ダッシュボードを外さないと完全に配線は見えないぞ〜。。
そんな事を考えながら、配線周りを触っておりましたら、ん?何か感触。。
感触のあった辺りをライトで照らして覗き込みましたら、上の方にヒューズらしきもの。。
いや、間違いなくヒューズです。
手で抜き取り、目視しましたが老眼のせいか?切れが見えません。
テスターで測定しましたら、導通がありません。
ほ〜これ。。もしかして、ヒーターバルブのヒューズだったりして〜。。
ネズミ色のヒューズを探しましたが、在庫で見当たりません。(初めの話に戻っております。)
なんかネズミ色が珍しかった記憶で、何処かに「絶対保管した!」忘れ物が多いお年頃ですが、頑固なところはまだ健在。。その健在が仇になるケースが多いけど。。
ありました、ありました!一つだけ!
ヒューズを差し替えて、ヒーターバルブの電源をチェックです。
温度調節スイッチを回したら、電圧の変化がありました。ちょっと嬉しい。。
知らなかったです。こんな所にこんなもの。。今まで、こんな修理の経験が無かったので、勉強になりました。
きっと、BMWのプロSHOPなら経験済みと言うか。。知っているんでしょうね。。
聞けば、発見も早いのでしょうけれど、口べたなのでなかなか聞けません。。(ブログはだらだら書いてるくせにね。。)
ヒューズ切れの原因はヒーターバルブ内で起こっているようです。
ヒーターバルブを交換し、元気に暖かい風が出てまいりました。
作業も疲れましたが、書くのも疲れた〜
「涙から明日へ / 堺正章&天地真理」
BMW E30 エンジンOILプレッシャースイッチ
エンジンOILの圧力を知らせてくれるスイッチです。
たぶん何度かブログで書いたと思いますので、特に何かあるわけではありません。
このスイッチにも年式で数種類ある感じです。
平端子の物とカプラータイプの物です。(写真は平端子です。)
このスイッチのネジ山とエンジンドレンプラグのネジ山、M3の油温センサーの寸法は同じです。
だからなんなんだって?話なんですが、それが分かった時いろいろ遊べそうな感じがして、妄想が広がり、実現させたりしました。
OIL管理と水の管理は、どんな車でも最重要箇所です。
OILは「安いOILでもいいから、こまめに交換すれば良い。」なんてお話もよく聞きます。
人それぞれです、考え方はね。でも、こまめって言ってもなかなか交換されない方の方が多いのが現実です。
もうご老体のM20ですから、しっかりしたOILを選んで、交換してあげてください。
エンジンOILプレッシャースイッチ 6131 1354 274 ¥2184- (平端子)
「涙から明日へ / 堺正章&天地真理」
BMW E30 コントロールアームのガタ
コントロールアームのボールジョイントにガタがあっては、車検に合格出来ません。
って、車検に合格する為に車を乗っている訳ではありませんから、上記の書き方はおかしいですね。
ガタがあってはステアリングにも影響しますし、ブレーキ時などなど不具合が出て、危険です。
ブーツが破れていては、車検に合格出来ません。(って、また言ってら。。わざとです。)
ブーツのみ汎用パーツで交換するのはよくあるお話ですが、ガタが出ているとE30では、アームASSYで交換するしかありません。
E36はたしか。。ストラット側はボールジョイントのみ交換出来た記憶。。(長い事36触っていません。)
そこを交換出来るのは、コスト的にとても良いお話ですが、どちらかといえば、私の少ない経験ですが、アームのセンター部のボールジョイントの方が、ガタが出やすいと思っております。
アームを交換する時は”お団子”を同時に交換しなくてはなりません。
ブッシュはそんな高価な物ではありませんので、パーツ代は気にならないですが。。
E30で下回りをいろいろ点検したとき、コントロールアーム(ロアアーム)にガタを見つけた時は少し困ります。
それはとても高価なパーツだからです。車検時などにアームの交換が重なると、予算の問題が出て来るからです。
タイミングベルトなどは、定期交換なのでお客さんもそれなりにご用意されておりますが、「え〜コントロールアームも〜。。」ってなるのが、私としてもとても辛い所です。
まあ一度交換すれば、そう簡単にガタが出る訳ではないので、ちょっと耳と手足で感じてみて下さい、なんか変な音がする。。とか、段差を乗り越えた時ステアリングになんか?変な感じ。。
車検と同時に交換は、大蔵省を悩ませるだけですので。。(合計すれば結局代金は同じになりますが。。気分の問題ですよね。)
アームの交換はそう大した作業ではありません。数カ所のナットを外すだけですが、ボールジョイントプーラーなどが必要です。
それが無ければ、それなりにやり方はあります。どうせガタの出たアームは捨てるだけですから、ハンマーさえあれば出来ます。
ロックナットを外したら、ナットを完全に外さないで、途中でアームが脱落しないように、少し掛けておき、ボールジョイントの横あたりを、コツン!スコッ!と外れます。
他の箇所にダメージを与えたらダメですので、慎重に頭を使えば出来ます。
でも。。コントロールアームのブッシュが次は問題です。
プレス圧入が必要ですので、こればかりは。。ちょっとね。。
先に、プレス機を貸してくれたり、そこだけでも圧入してくれる所を探しておいた方が賢明です。
なんかDIY講座みたいな最近のブログですが。。ネタが無いだけの理由です。
DIYはとても楽しいですが、初めての事は不安がいっぱいです。
決してDIYをけしかけている訳ではありません。危険な箇所ですので、やっぱり主治医さんにしてもらった方がいいです。
あ〜あした、DIYでお家の水道工事しま〜す。責任重大だな〜
フロントロアアーム LH 3112 1127 725 ¥27720-
フロントロアアーム RH 3112 1127 726 ¥27720-
「涙から明日へ / 堺正章&天地真理」
BMW E30 錆びてはダメです。とくにHeartはね。
ラジエーターのエキスパンションタンクとクーラントレベリングスイッチを出来る限り清掃してみました。
ここまで錆が出ると色々不具合が出て来ます。入庫車両は現在はそのあたりは、特に無いようですが、放置しておけば必ず何かが起こります。
クーラントは定期交換が必要です。
車検毎にたいていの方は交換されていると思いますので、大丈夫なはずなのですが。。。
中古車などでご購入された車両には、結構こんな錆が出ているE30があります。
何故?こんなになるまで交換されなかったのか?不思議なのですが、残念ながら多々あります。
錆は一度出てしまうと、なかなか取り除くのが難しくなります。
錆を取り除く洗浄剤なども巷では売っているようですが、どこまで錆でやられているか?分からないので、私は”決して”使用しません。
今回は結構頑張って清掃してみましたが、まだ少し残っていますが、ご勘弁を。(水場は蚊がいて、沢山大事な血液を吸われてしまいました。。とほほ。。)
写真右はラジエーターキャップの取り付け口から覗いたものです。
エキスパンションタンクには、細い管が下に向いて付いております。
この管が詰まれば、オーバーヒートしてしまいます。清掃後は必ずこの管の中を水が通っているか?確認が必要です。
エアーなどあれば良いのですが、無ければラジエーターと繋がっている細いホースから息を吹き込み、エキスパンションタンクの上側の小さな穴を指で塞ぎ(青い矢印のあたりです。)、ちゃんと空気が出るか?点検してみるのも一つの手段かもです。。
「涙から明日へ / 堺正章&天地真理」