BMW E30のガソリンタンクは金属製なので、錆が出ます。
特に走行距離の異常に少ないE30は要注意です。
中古車などで、今でも5万キロ未満なんて滅多にないですが。。
交換歴が無ければ。。九分九厘。。錆だらけかも。。です。
これは。。私の少ない経験上の話ですが。。
タンクに錆が酷いまま乗っていると。。
そらまあ。。いろんないたずらします。
燃料フィルターを交換すれば良い。。な〜んてそれだけではダメです。
錆はフィルターを通り越し。。インジェクターまで必ず行きます。
さて。。その錆がどうかを?見るのは、ポンプ外してみれば分かりますが。。
燃料フィルターを外せば。。想像だけは出来ます。
今回はどうかな。。〜?
今回の作業車は、BMW E30 320 88年 走行距離134000KMです。
E30後期64Lタンク車なので、FUELフィルターは、左側タイヤ前辺りに装着されております。
前期E30車は、ここにMAINのFUELポンプが付いております。
今回は、FUELフィルター、IN側成形フィルター前後ホース2本と、リターン側長尺物のホースを交換であります。
クランプを緩めると、燃料が滲みだします。
ホースを傷つけない様な挟む物があれば、便利であります。
ガソリンがいっぱい入っていたら、リターン側ホース外したらずっとガソリンが出て来ますので、満タン時などは注意です。
あらかじめ長尺ホースを長さに切って。。バンドで縛っておいて〜
古いのを〜。。抜いたら〜すばやく〜新しいのを〜。。差し込む!
お〜一瞬ガソリンは出ますが、まあ。。少量で上手く行ったかな〜。
白い紙をひいて。。外したFUELフィルターから出るガソリンをチェックします。
FUELフィルターには、必ず矢印が書かれているので、反対側(入る方ですね。)から。。抜き取ります。
お〜。。結構いろいろ出てまいりました。
交換して、大正解でしたね。
結構異物の量は多かったです。
まさか。。今まで無交換?ってはずは無いと思いますが。。
色は茶も少しありますが、写真では分かり難いですが、ガンメタ色の方が多いです。(バケツがオレンジなので。。)
想像よりも沢山異物が出て来ましたが。。タンク内は100点とは言えないでしょうが。。合格点はあると思われます。(実は。。タンク内部知っています。)
FUELフィルターは定期交換部品です。
贅沢に、過保護に交換しても決して悪い結果は出ません。