「Factory diary」カテゴリーアーカイブ

温度差。。

これまた。。BMW E30 M20エンジンです。まあ。。BMW E30しかほとんど入庫の無い工場で、BMW E30 ONLYブログであります。ちょっと。。水温計の針が、右気味〜真ん中より右気味〜なんですが。。本当にメーターは正しいのか?本当の水温は何度なのか?メーターすら信じきれないお年頃のE30なので。。サーモスタットの開く温度はいちおう。。80℃。。なんだけども。。デジタルの診断機を繋いで。。何度でサーモ開くか?見ながらやってました。ホースを左手で握る。ギンギンに温まると、ホースを手で長い時間握れない。サーモが開くと分かるので、ホースとホースの温度差をかわいいお手手で、体感。

デジタルの診断機は。。水温93℃とさ。。でもサーモ側のホースはまだ握っていることが出来る。。サーモはまだ開いてないな。。と、判断して。。94℃になった時点で、サーモのホースがアッパーホースと同じくらいの温度になった。。さぼってるの?さーもちゃん。。エンジン掛けて水回してたら。。クーラント臭がしてきた。。どこからか?漏れてるの?滲んでるの?。。ラジエーターのコア付近が。。濡れていました。。お〜まいごぉ。。もちお客さんのBMW E30ではありますが。。ショックであります。。先日ラジエーターで考えて。。知恵熱出たばっかしなのに。。また読んでやってください。。とりあえず。。ラジエーター外してみました。。

と。。元気なくなるものみっちゃったので。。でも。。がんばる。定期交換のタイミングベルト周りを外して。。今宵は終了します。。洗浄までする元気は残ってなかったです。。この頃帰り遅いもん。。かわいい子がお腹空かしてるでしょ。。

BMW純正ホイールボルト(SCHWARZ)

気持ちいいですね。。新品のホイールボルトは。今回はbmw純正の黒、SCHWARZであります。『ボルトの交換ってした方がいいですか?』とお聞きして、そうですよね。。なんでも新品がいいに決まってますが。。なんでも替えちゃ〜お金がね。。掛かっちゃう。でも、悪い行為では無いと思います。特に中古車でBMW E30を買っていたりしたらば。。分からんですもんね。。以前はインパクトレンチでバシバシ締められているかもしんないし。。そこんとこは。。去年ありましたよ。。おもっきしホイールボルト締められていて。。緩まない。。って、ご来店くださったBMW E30さん。。ほら。。手ではほんま緩まんかったです。。アルミホホイールですから。。アルミまでいっちゃうよ。。怖いね。。ボルトが伸びてる可能性もありますので、その時も新品に入れ替えました(あ、これはパーツ持ち込みでした。ご自分でしようと思っても。。緩まんかったからです。)。

BMW純正ホイールボルトM12X1.5(SCHWARZ)1本/740-

bmw E30 Aピラーのモール触ると浮く。

朝に遠方からエンジンオイルの交換でお越しくださいました、BMW E30さんであります。1年ほど前にATのセレクトシャフトからのOIL漏れの修理をしていましたので、それからどうだか。。ワクワクしながら。。不安もね。一応ご来店して頂き、コーヒー飲みながら聞きました。『あれからATのOIL漏れは如何ですか?』心配だね。。シール交換直後は漏れてなくても、後からって、ありますから。。『今まであった駐車場のOIL漏れ痕は、無いですよ。』お〜嬉しいお答えです。が、リフトアップするまで分かりません。実はE30をご購入されたのが数年前、ATシール全部交換済みとか。。でも漏れていて。。まあ。。色々あるんでしょう。。シャフトに傷があったら、シール替えても同じことが起こる可能性があるし。。さて。。リフトアップです。

嬉しい。。治ってら。。エンジンOIL、エレメントを交換し、タイヤのエアーも調整。リフト作業は完了。着地後お客さん『ここのモールが手で触ったら動くんです。』お〜それは早く気がついて良かったです。確かに手で触ったら、外側へモール浮きます。このまま放置して乗っていたら。。モール飛んで行っちゃうことあるんですよ。話だけでも数件聞きました。。手で触って動くようなら、クランプを打ち込みましょう。クリップ交換は難度が高いです。。モールはAピラー側に4個だったかな?クランプあるので、それに近い位置にずらして打ち込んだ方が無難であります。錆びたりして古いクランプは外れませんし、無理してモール曲げちゃ。。ショックでしょ。。今日は3個新クランプをパチンッ(手では入りませんかなり入れ込みは、硬いです。)と入れ込んで、終了しました。よくある話なので、クランプは常備在庫しておりますGarage Breatheちゃんです。えらいなぁ〜。BMW E30専門店みたいじゃ〜ん。

1cm抜くまでが、勝負のBMW E30リアブッシュ(縦側)交換であります。

今宵は。。明日の準備等あるので、左片側で、終わります。無事終了でした。明日書けたら書きます。お疲れ様でしたっ。

次の日午後から残った右側のリアブッシュの交換を行いました。いい子であります。と言うのは、このBMW E30でありまして、大きな苦労は無く、スムーズに作業が進みました。正直大きな亀裂もありませんでした。少しのヒビと、位置が下がってたのと、左右の高さの差があったくらいかな。。ブッシュを見ている限りでは、メーター走行距離は正しいのではないかと思われます。そう亀裂が無くても、ゴムとしての役割を考えると、ほぼ30年ですから、新品に入れ替えると、ゴムの弾力が変わるので、しなやかなBMW E30本来の足回りの蘇りぃ〜と言えると思います。

レイアウトが決まってから、最後に締めるようにしています。

BMW E30 M20エンジン作業の続きでして、エンジンルームはこれで、ほぼ?完了なんですが、なんで?そんなに時間掛かってんの?ですが。。言い訳すれば。。って、いつもほとんどの場合、”言い訳ブログ”なんですが。。気にしいなので。。なんか変な感じとか。。色々ホース類見ちゃうと。。頭から離れない。。時間OKって、優しい言葉を聞いちゃったもんだから、ゆっくり観察しないとね。。で、見ちゃった?のが、ブレーキの負圧系のホース。。ちょっと新車時からのホースが付いているし、カサカサしてきてるので、リフレッシュしちゃえ。。でも新品ホースって、硬いんです。。って、当たり前ですが。。アールが付いてないので。。ちょっと型を付けると言うか。。自然な流れを作らなければならないのでホースの一部の締め付けは、最後の最後に。。

で。。他に見つけたのが、スロットル下の負圧ホース、チャコールキャニスターに繋がるエアーバルブホースの亀裂。ここは、上からは見にくいです。スロットル周り外したりしたらば、見えます。BMW E30 後期は専用のホースがあるんですが、ここはもう廃番だそうで、別のホースに交換します。ここホースが抜けて。。アイドリングがばらつくって、事例かなり多いです。先日も遠方からのお電話で、『アイドリングがばらついています。。でも吹かせば、ちゃんとエンジン回ります。』って相談されまして、「ここのホースを確認してみて下さい」ってお伝えしました。見事?抜けていて。。って、本当は抜けていたというか。。まあ、原因は。。そこはここでは書か無いけど。アイドリング不調が治り、私も当たって嬉しかったです。ちゃんとご相談だけでは無く、パーツも買ってくださったしね。ありがとうございました。

ブレーキ負圧ホース、スロットル周り。。エアクリーナ、エアホース等全てレイアウトして、ナット類も締めて。。無理が掛かってないか。。自然に取り付け出来たか。。確認。ほんでもって。。カシメクランプを専用工具で。。ぎゅっ。。ぎゅっ。って、するようにしています。そうでないと上手く行かなかって、またやり直した経験があっての事でありまして。。ちょっとは学習してるんだ。。北田も。。さあ。。ほぼ?エンジンルーム完成ですが。。ほぼ。。ほぼほぼです。(最近あのCMは無くなったなぁ〜。。)ほぼ?忘れもん?いえ。。室内ヒーター回りするまで、クーラントはまだ注入出来ませんので、着地までエンジンルームは小休止です。着地目指して。。リアブッシュ交換へ浮気します。浮気はあかんよ〜。これは、経験者ではありません!

組み替えたら、ええやん!。。って?

BMW E30 Mテクニックのスポーツシート。。先日助手席を綺麗なものに入れ替え。。残った助手席。運転席の方がもっともっと痛んでる。『運転席と助手席組み替えたら、ええやん。』って〜?。。私が言ったのではないですよ。。今日やってました、私、やった事ないです。出来るんですか!?。。。システム方向逆ですから。。割れてるとこなんとか工夫したり。。どうにか型にはしました。。短時間では全部は無理です。。でもかなり時間掛かりました。。傷んでるとこの残骸が残って。。。。もっともっとバラさないと、ゴミ箱にも入れられません。。安易な発言には注意してくださいね。。

BMW E30 カプラー接続の感触に違和感あり。。

BMW E30 後期M20エンジンのFUELインジェクターの丸いねじ式のカプラーであります。ヒーターホースやバイパスウォーターホースの脱着交換時に、カプラーを緩めた。。緩め。。緩まん。。なんとかかんとか緩んだ。。お〜なんかあるなぁ〜と、違和感大でした。今日は組み付けをしております。ホースレイアウトも綺麗に出来たので、しっかり観察しながら。。老眼鏡で見にくいなぁ〜手でカクンッって、ロックした感触が無い。ここFUELインジェクターのカプラーはしっかりロック感触があります。なんかぐにょ〜って感じ。。カプラーは少々変形しているけど、なんとか組めるはず。。組んでもなんか変。。よくよく見るとカプラー上のゴムのガスケットが無い。。も〜また欠品してるじゃん。。中古探して、しっかりとしたロック感触を確認出来ました。『いままでエンジン掛かってたんだから。。いんじゃないの?』なんですが。。違う。。ここカプラーに水が入って、接触不良やリークしたりして調子の悪くなったBMW E30がいかに多い事か。。ここは、しっかりしておかないと絶対ダメな箇所であります。

くねくね曲がったウォーターホース、ウォーターポンプからサーモハウジングに行く太いホースの固定もしっかりと。今回もタイラップで固定はされてましたが、純正のクランプを取り付けて、見栄えも良くしましょう。ここのクランプが割れてホースがブラブラになると〜ラジエーターファンブレードと接触します。接触したらば。。ホースが削れて。。水漏れおこして〜走行不能状態となっちゃいますよ。

締めはやっぱ。。ラジエーターファンシュラウドの固定です。上側2箇所はたいていのBMW E30は止められていますが。。下側は止められていないケースが多いです。ここ下をしっかり固定しないと〜これまた、ラジエーターファンブレードと接触します。今回も例に漏れず接触痕ありました。ハタハタとか異音がしたりしたら疑ってみましょう。上側2箇所もタイラップ固定は絶対NGです。きちっとしたプラスチックリベットで止めないとこれまた接触して色んな嫌な事が起こります。6気筒エンジンなので、色んなところの隙間が少ないのであります。