ドアロックノブを背筋伸ばして、しっかり起立！してもらおう〜
と言う、お話であります。
「北田！背筋を伸ばしなさい！」「ふらふらしない！」
昔の？学校ではよく聞く言葉です。
スパルタなる言葉が当たり前でして、おかげさまで、こんな性格？になってしまいました。
褒められて、伸びるタイプだと。。当時はだれも気が付かなかったのかな〜？
そんな少年時代ですから、真っすぐじゃない。ふらふらしている物を見れば。。
正したくなるのであります。。

微妙に？斜かに立つ、BMW E30のドアロックノブであります。
しかも。。ふらふらしております。
上下にふらふら。。左右にふらふら。。
お手てで揺らしますと。。中でカタカタと音もします。
ドアロックグロメットが破損（間違いなく経年劣化です。）しているようです。
ドアのインナーパネルを外し、中を覗けば、朽ち果てたグロメットが茶色くなって、バラバラに散らばっております。
長い間乗っておりましたら、ドアの下の水抜きから流れて行きますが、今回は見る事が出来ました。

グロメットはドア一枚に、4個取り付けされております。
開閉用のインナーハンドル部に、1個。
ドアロックシステム部に、3個であります。
これを4つ交換すると。。たぶん、笑顔になります。
ビシバシッっと、心地よいドアロック音が聴く事が出来ます。
びしゃ〜って言うのじゃなくて。。ビッシッ、バッシッであります。
今回のご用命は、”しっかり起立していない。”であります。
ロッドの変形もありまして、ロッドを真っすぐ正せば、立つのでしょうが。。
フラフラ、カタカタしていては。。意味が無いな〜と。。グロメットを交換し、正しい位置で、しっかり起立してもらいました。
指先で揺すっても、びくともしません。。
これが、新車時のBMW E30のドアロックなのであります。

正直。。このグロメット4個を交換するのは。。ちょいと、面倒であります。
特に特に。。BMW E30後期の後期のドアレギュレータがパンタタイプの車両。。
その中でも、4ドア車は、面倒なのであります。
もう私は何も考えず。。
ドアレギュレーター＆モーター、キーシリンダーなどなど全て外して、すっきりとしたドアにして、ドアロックシステムを外へ取り出し、行っております。
私の車も運転席は行いましたが。。。他はいつかしようと思いながらもしていません。（何かのドア修理の時にするのが。。ベストかな〜なんて逃げてます。）
別件のご依頼のリモコンドアロックも取り付け完了し、ご機嫌なE30のドアロックとなりました。
仕上がりの写真。。真っすぐ垂直じゃない？
そんな事無いと。。思いますが。。
ビミョーな事。。言いますね。。かなり神経質に垂直を目指しましたよ〜
分度器持ってまで。。測ってはいませんが〜。。

グロメット　5220 8238 999 ￥420-×4