エンジン始動時に今回はかなりの異音がしました。キーンと言う様な耳障りな音です。
イグニッションキーをスタートに回した時、何か金属を引きずる様な音がして、直ぐに音が消えたりする事もあります。エンジンのフライホイール(AT車はスターターリングギアとも言います)のギア部とセルモーターのピニオンギアがかみ合ってエンジンを回転、始動させます。セルモーターのギアが飛び出して、エンジンが始動すれば引き込まれる仕組みになっているのですが、スムーズにセルモーターのギアが戻っていない音なんです。ギアがロックして全く始動出来ないって事もあります。
昔、BMWではありませんが、ATのスターターリングギアのボルトが緩み異音がありましたが、ごくまれな話です。
作業は電源を除けば、2本のボルトで止まっているだけなんですが・・・上部のボルトが異常に外しにくいです。いかに工具のバリエーションがあるかで勝負?が決まります・・・
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ウォーターペイントの見本
最近よくご紹介していますウォーターペイントの色、柄見本です。写真では分かりにくいですね・・・
木目でもカーボン調でも、下地の色さえ変えれば楽しめますね。
現在、既製のWOODパネルや、WOODステアリングやシフトノブを入れたりしておられる方には、逆に見本を頂き、なるべく近づける事もある程度可能なんですよ。
木目の柄も何通りかありますので、見本を見るだけで想像が広がります。お気軽にご相談くださいね。
e30 ホイールハブの清掃
点検や交換でタイヤ/ホイールの脱着時に必ず行った方が良い箇所にホイールハブの清掃&給油です。BMW純正ホイールに限らず、ALPINA、ダイナミックス、AC Schintzer・・・チューナーアルミホイールはBMW E30のハブにきっちり合うサイズで製造されています。ハブ径が合っていないとジャダなどが起こる確率などが多いからです。
流石にピタリと言うだけあって、錆などが付着すると、脱着がとても困難になる時が多々あります。
ホイールを外したら必ずと言って良いほど清掃と給油(グリスなど)は行った方がベストです。特にリアハブは深い分、要チェックです。勿論ホイール側の清掃もお忘れなく。タイヤパンクなどで工具の少ない場所での脱着となれば、大変な苦労の事になる可能性がありますよ。
ホイールボルト締め付けトルク 100±10Nm
e30 M20 タペット調整
最近の車では随分減りましたバルブクリアランスの調整(最近の車はエンジンOILで自動調整)です。今回測定しながらの調整です。あまり大きな狂いはありませんでしたが、IN/EXバルブ計12全て調整です。10万KM超えのM20エンジンですが、こまめにOIL交換を実施しておられます。(MOTUL300Vクロノ、現在はYACCO ギャラクシー)綺麗なシリンダーヘッドですね。
タペットは定期的に測定、調整が必要です。作業時にはタペットカバーのP/Kとサーキュラープラグと言うゴムが4ヶ必要です。
タペットカバーP/K 1112 1730 229 ¥2,373-
サーキュラープラグ 1133 1264 519 ¥231-X4
バルブクリアランス IN/EX 0.25mm (冷間時)
タペットカバーM6 締め付けトルク 10Nm
ちょっと派手かな・・・e30メーターパネル
まだ制作中なのですが、ウォーターペイントでe30メーターパネルをいじくっています。初めは白ベースでカーボン調を施工したのですが、細部の歪み(角がどうしてもウォーターペイントの性質上)が目立ってしまいましたので、やはり濃い色の方が目立ちにくいと言う事でブルーに決定。ブリーズイメージカラーのイエローにしようかなんて案もありましたが・・・
いずれにせよ派手かな?ちょっとおもちゃぽいかな?でも車内では意外とかっこいいかも?
スモールライトを点灯したらどんな感じかな?なんて瞑想にふけっております。
昔は六本木のカローラとか言われて、軟派なイメージだったe30も今や、まさしく硬派!
お洒落に渋く決めたいbmw e30です。
E30 プチメンテナンス
今日はお天気も良いし、暇なのでMY E30 320iA4Rのプチチェック。現在は大きなトラブルも無く、季節のせいか調子も良いのですが。
エアエレメントはJRスポーツフィルターなので、専用洗浄液でクリーニング。自然乾燥をさせなくてはダメなので、絶好の日和です。結構詰まっていたので、燃費も向上の期待です。スパークプラグはDENSOのイリジウムIW16を装着しています。イリジウム交換後、約18,000KMくらいかな走行しましたので、外して点検撮影しました。(プラグ写真はクリックすると大きな画像あります)綺麗に焼けていますが、新品と比べるとやはり減っていますね。
スパークプラグ締め付けトルク (M20) M14X1.25 30Nm (グリスを塗布しない)
両面テープ剥がしは根性?
写真は14インチクロスホイール用の70mmのセンターマークです。ブルーに見えるのは保護シールです。センターマークが色あせたり、剥がれかけていたりしては、足元が引き締まりませんよね。これは1枚¥777-なので意外と安いです。張り替えるだけなので作業は誰にでも出来ます。いかに残っている両面テープを綺麗に剥がすかで、寿命が決まります。雨や洗車時に水に触れますので下地処理がやはり大事ですよね。
シンナーなどでするとプラスティックは溶けるので、なるべく優しい物を使わなくてはなりません。私はホワイトガソリン(キャンプなどで使う燃焼器具に使うやつです)を使っています。でも綺麗に剥がすには時間が必要です。布にホワイトガソリンをしみこませて、指でゴシゴシ・・・指に水ぶくれが起こったりします。市販のシール剥がし剤などを使ったりもしましたが、結局指でゴシゴシ・・・は変わりません。やはり根性だけなんでしょうかね・・・?