Tベルト、Wポンプ、テンショナーの位置


なかなかタイミングベルトケースの中を見た、と言う方も少ないかもしれないので、写真を撮りました。
「タイミングベルトとウォーターポンプは同時交換がベスト」と言われても、見た事が無いと分かりずらいですよね。
ウォーターポンプの隅に、タイミングベルトテンショナーベアリングのスプリングを備え付けるようになっています。
ベルトの張りはウォーターポンプとテンショナーベアリングのステー間で行われています。
そう言うわけで、タイミングベルトとテンショナーベアリングを外してしまえば、ウォーターポンプまであとボルト3本と言う事になるのです。

タイミングベルト テンショナープーリー

E30 M20(6気筒)エンジンはご存じの様にタイミングベルトが採用されています。タイミングベルト系の定期交換部品として、写真のテンショナープーリーも同時交換がお勧めです。私はこのプーリーが焼き付いたのは今まで見た事はありませんが、定期的に交換しないと中にベアリングが入ってますからその危険性はあります。
単体で回してみるとほとんど音(ゴロゴロ)鳴りしています。
お客さんのご要望で今回OEMパーツのテンショナープーリーですが、しっかりしているように思います。
以前別の方(E36 318i)でOEMのテンショナープーリーを3点(4
気筒はベアリングが3個です。)交換した時気が付いたのですが、いずれも日本製のベアリングが入っていました。
今回のM20用のテンショナープーリーを調べましたが、ベアリングのメーカー名までは判別出来ませんでした。う〜ん残念。