「Factory diary」カテゴリーアーカイブ

e30 アルミホイールの色々

純正BBSタイプの15インチアルミホイールが珍しいのは、もしかして?ですが、当時はどうせインチアップするならチューナーホイール(AC SCHNITZERやHARTGE etc…) 、BBSをと考えたからかもしれませんね。私の完全な憶測ですが。
一番中古ホイールで目にするのが、AC SCHNITZERかな?当時かなり売れたのでしょうね。今でも人気ありますね。AC SCHNITZERの15インチでブリーズに最近新品が入庫したのは、極極まれな話です。
もう随分前のホイールですから綺麗な物はなかなかありませんので、リペアしたりして使うしかありません。車は足元からってよく聞きますが、確かに足元を綺麗にすると古い車でも見劣りしませんね。
先日ご購入頂いたAC SCHNITZER 16インチもリペア済みで、お客様のe30に装着しますと発売当初にタイムスリップした気分になりました。
長く乗り続けたいe30、ホイールなどは廃盤で仕方ないのですが、やはり新品が欲しいですね〜

E30 純正アルミホイールの色々

bmw e30には標準のアルミホイールが大きく分けてデザイン的に2タイプありました。MテクなどにはBBSタイプが標準で、私の記憶ではミシュランのTRXタイヤを装着するセンチホイールもオプションで存在したと思います。
BBSタイプは当時のアクセサリーカタログを見ると、シルバー、ゴールド、ブラック、ホワイトの4色が存在したようです。(インチ数は私のカタログには書いていませんが・・・)
写真で見る限りではゴールドタイプがとても綺麗に見えます。(リムはシルバー)こんなのがあるときっと引っ張りダコの様な気がしますね。
もう一つ15インチのオプションもあったようです。これは数が少ないようで、パーツオークションなどでは、高額で落札されているのを見たことがあります。
サイズは318i、320i,325i全て14インチ195/65R14でしたから、325Mテクの方などはかなり不満があったかと思います。せめて325iくらいは15インチでも良かったのではと。
この15インチBBSタイプホイール発売当時はあまり売れなかったのかな・・・

e30これは大事件です・・・

ちょっと今ブリーズで事件?が起こっています。
先日、BMW e30 320iA4R 右ハンドル車のステアリングギアBOXのOIL漏れの車両が入庫しました。
E30はラック&ピニオンのギアBOXですが、酷いOIL漏れが本体シールより確認出来ました。
これは、ギアBOXの交換だな・・・と言うことで、BMWに在庫確認と価格を問い合わせしましたところ、「最終¥14万でしたが、右ハンドル用は今年8月に廃盤です。本国在庫も無し・・・」
流石にBMWの方も驚いていました。おいおい・・・これはただ事ではありません。
エアロパーツや内装品はまだ納得出来ますが、これではE30に乗れないじゃん!
中古を探すって手は勿論ありますが、中古は所詮中古、またいつ潰れるかは分かりません。
諦める訳には行きません。BMWでは「シールKIT」なる物が存在する事を知っていましたので、これを発注する事にしましたが、日本在庫無しの本国オーダーのようです。
これもなかなか在庫確認が出来ませんでした。来年1月に「シールKIT」が入荷予定ですが、それまでOILを継ぎ足ししながら、待つしかありません・・・

e30 マフラーラバーリング

リアマフラー交換時に、チェックもしくは交換した方が良いと思われるマフラーの吊り下げゴムですが、久しぶりにANSAマフラーの交換に伴い発注いたしました。
なんでもBMW e30のパーツが値上がりしているものと勝手に思いこんでいましたが、以前の記事を検索し、比べてみましたら、安くなっていました。
コントロールアームのブッシュ(e36 M3用)もそうでしたが、少しでも安いのは大歓迎ですね。
ラバーリング 1821 1712 838 ¥756- → ¥714-(消費税込み)×2個
ラバーリング 1821 1105 635 ¥630- → ¥609-(消費税込み)

瓢箪から駒?

これはe30のウォッシャータンクなのですが、少しキャップが違いますね。
たまたまなのですが、お客様からタンクをご注文頂き、発注したところ、部品はバラバラで(タンク、ストレーナー、キャップ)入って来ること(発注出来ること)を初めて知りました。
ところがタンクキャップのみ「もうパーツが無いので、他のBMWのパーツを流用して下さい。」とBMWから回答を頂きまして、とりあえず合う物を発注いたしました。
そこで入って来たのが、写真のキャップです。黒いキャップにマークが付いています。
少しカッターなどで細工をしないと付けられませんが、なかなかお洒落だとお客様も気に入って頂きました。¥300ほどのパーツですが、なんか楽しいですね。ブリーズでブーム?になるかも・・・

クーラントは定期交換が必要です。

写真はe30のラジエーターのタンクを外したものです。
なんとも言えない程の錆びが溜まっています。ネバネバしたヘドロの様です。
これではラジエーターが詰まったりしても仕方ないですね・・・
クーラント(LLC)を定期的に交換しなければ、色々な箇所がおかしくなってきます。ラジエータは勿論の事、室内に付いているヒーターコアなど。
BMWではありませんが、一度ウォーターポンプのインペラ(羽根)が、錆で全く無くなっている車両を見たことがあります。これではオーバーヒートしてしまいます。
クーラント(LLC)は最低2年に一度は交換した方が良いですね。

さてこれは何でしょう?



さてこれは何でしょう?とてもe30に重要な部品です。姿を見る事はほとんどありません。
当たっても景品はありませんが・・・
答えは、ATFのOILクーラーです。ラジエーターのタンクの中に潜んでいます。
ラジエーターの水でATF-OILを冷やす役目の大切な物ですが、実はとても狭い隙間をATFが流れています。INとOUTが勿論ありまして、写真右上の真ん中の空洞と外回りはクーラントが流れています。
写真左下では少し分かりにくいですが、ATFの通り道には冷却効果を高める為の金属のメッシュが内蔵されていまして、この隙間をATFが流れて行くのです。
このメッシュの目づまりは、ATFの循環を妨げ、悪さをする事があります。
VOLVO740などではこのOILクーラーに穴が開き、ATにクーラントが流れ込みATが潰れたケースも体験したことがあります。