写真はBMWの純正クロスホイールのセンターキャップを外したりする為の工具(キャップ)です。
よく見かけるのは、柄の付いたキャップ外しの方かもしれませんね。
これは珍しい物では決してありませんが、よく考えられてる工具だと私は思います。
柄が付いていないので、回しにくいやんって思うかもしれませんが、センター部は17mmのホイールレンチ(純正車載工具ですよ。)を使って回す、仕組みです。
柄の付いている方が、きっと回しやすいとは思いますが、あれはあれで力が入り過ぎてしまうんです。
何度も外したり付けたりした事のある方には、オーバーな話に聞こえますが。。
結構、純正クロスホイールの爪が折れてしまっているキャップが多いんですよ。
ほとんど、締め付け過ぎによる破損だと私は思っております。
この写真の貧弱なキャップ外しの方が、力を掛けにくいと思うんです。
また、これはスペアタイヤの止めボルトの上に裏返して(レンチ差し込み部が下です。)、置く様になっていまして、トランクのフロアカーペットがあまり”型くずれ”しないようにするためにも良い感じです。
きっとここまで考えて作られております。また、スペアタイヤ止めボルトの上に差し込んで置きますので、邪魔にもならないし、転がる事もないので、カタカタ音が鳴ったりもしません。
柄の付いた物の方が、なんかかっこ良くて良い感じに見えますが、なかなかの代物だと私は常々思っておりました。
え?純正のセンターキャップくらい手で回せる?そうですね。。工具無くても回りますよね。それが一番力の加減が出来て、キャップの爪が折れない方法かもですね。。
「涙から明日へ / 堺正章&天地真理」