BOSCH & HELLA バルブ固定の違い。


始めに書いておきますね。
あくまで、ヘラー製ヘッドライトの”販売促進内容”で、BOSCH製 & HELLA製 のライトバルブ取り付けの違いであります。
後期E30のヘッドライトバルブは、HI/LOWともH1規格のハロゲンバルブを使用しています。
今回は、髭があるとか、無いとか、明るさなどのお話ではありません。
H1バルブはとても小さいバルブでありまして、プラス電源側はバルブの真後ろで、マイナスアース側は、バルブの台座(銀色の所です。)が、その役目をしております。
アースはとても大事でありますので、しっかり固定されなくてはなりませんね。


上記写真は、HIビーム側の違いでありますが、小さな写真では少し分かり難いかも。。すみません。
BOSCH製、HELLA製ともども、止め方の基本は同じであります。
ただ、バルブ止めスプリングの引っかけ方が、少し違っております。
BOSCH製はこのスプリングの力を利用して、引っ掛けている感じであります。
HELLA製は上部スプリング取り付け部が脱落しない様に、上下で、かしめております。
一度バルブ交換などをご自分でされた方は、経験があるかも。。
止めスプリングが、バルブを外した時に脱落なんて事。。
そうなんですよね。。結構脱落して、何処かに落ちて探した事。。私もよくあるので、少々困った事あります。
HELLA製はスプリングが脱落しないように?工夫してあります。


上記写真はLOWビーム側であります。
BOSCH製は、HIビーム側と全く同じのシステムでありまして、HI/LOWとも違いはありません。
HELLA製は、HI/LOW同じH1バルブなのに、違う取り付け方になっております。
HELLA製LOWビームは、バルブ止めスプリングの掛かる位置が3点になっております。
正直、バルブだけを交換する時は、少々やりにくい感はあります。
しかし、HIビーム側と同じで、スプリングの脱落はしない様になっております。
始めに書いた台座(アース)がしっかり固定されますので、接触不良が起こり難いのであります。
BOSCH製の写真をよく見ると、スプリングの引っ掛け部が、変形しております。
HELLAは新品なんだから。。当然じゃん。。
な〜んて思われるかもしれませんが、BOSCH製のこの部分は、結構みなさん変形しております。
変形し、バルブのガタ(台座がしっかり止まらないと言う事であります。)が出たりして、接触不良、点灯しない。。なんて事も起こってしまいます。
BOSCH製のヘッドライトのバルブを交換などされる時は、この箇所は要チェックであります。
アルミ製なので、結構簡単に真っすぐ戻ったりしますが、あまり無理をしたり、何度も戻していたりしたら、引っ掛け部が破損してしまうケースもあります。
また、BOSCH製のヘッドライトに、HIDシステムを組む時などは、私は細い針金などで、スプリングが外れないように、固定するようにしております。
HIDですので、台座はアースの役目はしませんが、HIDの台座部は、H1ハロゲンより分厚いので、よけい固定スプリングに負担が掛かり、しっかり止められません。
ぱっと見、同じ様な感じですが、小さな所が違うと言う、ヘラー製ヘッドライトの”販売促進”でありました。
って、書きながら。。HELLAヘッドライト現在在庫持っていません。。。取り寄せ中。。
ちゃん、ちゃん。
「涙から明日へ / 堺正章&天地真理」