ブリーズe30 320iMT復活への道 その5(現在編)


「挫折編」な〜んだ。結局治せなかったわけです。なんでも出来る工場ではないのです。
中古のMT(ゲドラグ)に積み替え無事復活です。
最近ブログを見て沢山のe30の方が、工場に来てくださっています。いろいろアドバイスを頂き大変助かっております。この交換したMT(ゲドラグ)も姫路からお越しの方が探してくれました。
MTは姫路のお友達、香川県の方からお譲り頂きました。本当にありがとうございました。
今回のMTの交換に至るまでスポーツエディションを一時抹消してからなんと1年9ヶ月経っておりました。
きっとドイツから来たこのe30も喜んでいると、たぶん思います。
勉強になった事は沢山あります。シフトロッドの摩耗による故障症状、適切な工具で分解しないと、精密な物はダメージを与えてとんでもないことになると言うこと。
ZF製からゲドラグ製へのMTの載せ替え時の互換性などなど・・・
これからも復活した、私のスポーツエディションe30MTの妄想はきっと広がって行くと思います・・・。

ブリーズe30 320iMT復活への道 その4(挫折編)


なんだかんだ書いていますが、スポーツエディションMTを購入して、仕事の合間に修理や改装で3ヶ月経っておりました。
2回目のMTの取り外しと分解になりました。目で見える所では傷のある箇所は見あたりません。
しかしあのとても細かい金属の粉は間違いなく発生しています。少し無理した箇所がありましたので、そこもチェックしましたが分かりません。現実全ての工具を駆使しましたが、全てバラバラに分解が出来ませんでした。8割くらいしかばらせません。途方に暮れて色々M3などを扱う(MTが多いと思い)SHOPさんに相談もしましたが、「ZFは・・・」の答えが多いのが現状でした。ゲドラグの方が簡単にばらせるそうです。勿論私はしたことがありませんが・・・
動かせない状態が続き、とりあえず一時抹消登録をしました。MTはバラバラな状態でリフトに上がったまんま、入れたばかりのBTSキットが泣いています。そこに325Mテクの方がBTSキットを発注してくれましたが、2ヶ月待ちとの答え。。。待てないお客さんが「MTのBTSキット外して付けてください」「え〜・・・」BTSキットを外したスポーツエディションはまるでスクラップ状態。
これは言い訳ですが、原油高騰も続き車屋さんにはきつい世の中。ずーと自分のMTにかまっている状態ではありませんでした。なんとかなる精神に諦めが発生して悲しいけれど挫折。
でも解体には出すつもりはありませんでした。しかし修理を専門医に依頼しても20万、リビルト30万超えこの壁は踏ん切りの付く金額ではありませんでした。
それから約半年・・・ひょんな事からスポーツエディションMT復活の案が浮上しました。