BMW E30 エアコン冷媒の変更 R12→R134a


写真左は、BMW純正のエアコンレトロフィットKITであります。
KITには、リキッドタンク(レシーバータンクとか色々名前あります。)、高圧スイッチ、ガス点検及び注入口変換アダプター(高圧、低圧側)などが入っております。
追加で、エアコン高圧ホースとエキスパンションバルブ(室内に付いています。)、全Oリングを交換し、新ガス(R134a)システムに変更しようと、朝から作業しております。
エアコンが効かなかった訳では無いのですが、いつの日か行いたかった作業の一つでした。


Breathe号のエアコンコンプレッサーは、精工精機製ですので、このまま使います。
コンプレッサーを外しまして、R12のコンプレッサーOILを抜き取ります。
マグネットクラッチを回したりしながら、逆さかにしたりして、抜きます。
新ガス用のコンプレッサーOILを規定量注入します。
それまでに、がんばって?コンプレッサーを磨き綺麗にしました。


配管のOリングを全て交換するのですが、交換の時には配管のOリング取付部を、1000番くらいの細かいペーパーで、綺麗に清掃してから取付します。
全ての交換が終わって、付属の青い新ガス用ステッカーに張り替え、真空引きをしまして、ガスを入れて行きます。
真空引きは重要でありまして、配管など外しておりますので、水分などを抜く為に行います。
錆が配管などに将来付かないようにする為には、しっかり真空引きをします。

エアコンガスの充填は、適量をグラム管理(900g)で行います。
よく言っております、「低圧ホースが、汗をかいている状態」と言うのが、写真の感じであります。
低圧ホースは、コンプレッサーから出て、ストラット側を通り、室内に行っている、太い方であります。
とてもエアコンの状態が良い車は、低圧ホースを手で触ってみたら、とても冷たくて、汗をかいていおります。