「青空」

「青空 / 上白石萌音」

”THE BLUE HEARTS”のカバー曲である。”GLIM SPANKY”が参加しているのが、ラッキーな気分で、私は嬉しかった。”GLIM SPANKY”を知ったのは数年前、YouTubeを徘徊中だった。

徘徊と言っても私は、YouTubeでは音楽以外のものは見ないので、いつも見ている好きな音楽から、たぶんYouTubeのオススメ的な?感じで紹介された記憶。「大人になったら」って曲を見つけたのが最初だった。歌詞で引っ張られたのが、正直なところなんだが、即購入して、何度も何度も聴いてると、ギターの音が気になって気になって。昔のロックキッズ?ならきっと耳が止まるギターサウンドだと思う。

この「青空 / 上白石萌音」を初めて聴いた時は、”GLIM SPANKY”が参加しているとは知りませんでして。。楽曲の奥で鳴るスライドギターがとても心地よい。もちろん全面でも、サビ部でスライドギターは泣いているのですが。。特に奥の方の音が私は好みだ。久しぶりにスライドギターの音色に体をゆだねている自分がいた。

昔、夢中になって聴いていた「Layla(Layla and Other Assorted Love Songs / Derek and the Dominos)」の”Duane Allman”を思い出して、久しぶりに聴きたくもなった。けど。。わざわざCDを引っ張り出さなくても、”いいやっ”と思わせるくらい?心を掴まれた。まあ。。最近昔の昔聴いていた音楽を、特に洋楽を聴かなくなってしまっている。それは何故だかはよく分からないんだが。。心の病ってやつか?冗談だけど。。

もともと私は、スライドギターの音が大好きなんだけど。かと言って、”Duane Allman”の事は、あまり知らない。「Layla and Other Assorted Love Songs / Derek and the Dominos」の中での”Duane Allman”しか知らない。あとスライドギターでは”David Lindley”が大好きだった。高校生の頃だったかなぁ。。いや違うな。。働き出してからだったかな。”Jackson Browne”のLIVEビデオを見て、後ろの面白いおちゃめな?(見たことある人は分かるおちゃめ。)ギターリストさん”David Lindley”を知って。その頃はもちろんYouTubeなんぞない訳だし、TVで放映されるわけでもない。

当時、大阪心斎橋にSONYタワーなる素敵な音楽のビルがあって、そこの何階かに大きなスクリーンがあって、色んな音楽のLIVEビデオが流されていた。ある時、”Jackson Browne”のLIVEが流れていたわけ。お家にビデオデッキなんぞあるのは、お金持ちの人だけで。心斎橋に行ったら必ずっていいほど、SONYタワーに足を運んでチラチラ見ていた記憶です。たしか。。リクエスト出来たんだったかな。。ちょっと忘れた。ただ当時の若い人やカップルがたくさん訪れていた。私もその中の一人でした。

この「青空 / 上白石萌音」は、繰り返し聴いても飽きない。久しぶりにギターの音って言うのをしっかりと聴いた気がする。ギターソロって、やっぱかっこいい。また、バックコーラス(たぶん、”GLIM SPANKY”のボーカルの女性だと思います。)等含めて、原曲をリスペクトしたアレンジだと私は思う。ボーカルも”THE BLUE HEARTS”甲本ヒロトさんの淡々と歌ってる原曲の感じが好きなんだけども、上白石萌音さんも淡々と歌っていて、とても好感が持てる。素敵な楽曲に仕上がっていると思う。久しぶりに何回も何回も聴いた。今もヘビーローテーションしている。

この記事は、『NOTE』にも載せています。お試しで、NOTE始めてみました。やめるかもしれないけど、分かりませんが。https://note.com/hirono_ri26