目玉洗い他。

BMW E30のヘッドライトにHIDを取り付けのお仕事です。うん久しぶりかも。。夜道の安全性が重視ですので、いつもの信頼できる製品BELLOFであります。もう10年以上前からブリーズはこのHIDシステムです。ネット等で格安の製品と違いましてちょっとお高い商品です。E30で使うH1バルブは現在は受注生産になっております。約二週間の納期でありますが、入荷しましたので朝から取り付けすることにしました。

一時期カプラーの仕事しかなかったくらい、カプラーばかり替えておりましたが、最近は随分減ったお仕事です。ヘッドライトを外すお仕事をしているとと、やはりここはしっかりさせておくべきだと思います。はっきり言ってもうカプラーを替えるのは無理なE30も多々あります。それは防水のハーネス(黒いゴムの所)が経年と熱?でバラバラになっちゃてカプラー外すと。。もうめちゃくちゃになっちゃいます。今回は今なら大丈夫と交換しました。

後期の後期E30に標準で付いている装備で、室内から光軸が調整出来る機能があるんですが、すでに動かないので、手動で調整出来るように変更しました。この方が調整幅が広がりまして、安全な夜道が走行出来ると思います。

せっかくお高いHIDシステムに変更するわけですから、その威力を発揮するためには、ヘッドライト内部も清掃です。LOW側ビームはネジを外せば、ぱか〜んと分解出来ますので、拭き拭きします。まあ。。分解できる分、埃等も混入しやすいのかな。。

経年でLOWビームの外側のメッキ部は白くなっております。。見栄えは悪いですが、さほど明るさには関係ないと思います。ですが、綺麗に拭き拭きしておきます。またHIDライトにすると、後期のプロジェクターヘッドライトはそのために設計されたと言うのが、体感出来ます。(昔あるお客さんに教えていただいた話です。当時世界初のHIDを装着して、E30は発売される予定だったとか。。と言うお話です。)

HIDのバルブはお尻が長いので、25φ穴を開けます。防水カバーも同梱されております。BOSCH製のBMW純正ヘッドライトの弱点?はバルブ止めであります。ご自分でバルブ等を交換された方はその意味が分かると思います。バルブ止めスプリングが外れてどっか行っちゃうなんて。。信じられない事が起こるのです。止め部(鋳物)が変形してしまい、止めスプリングがしっかり取り付け出来ないのであります。ある程度すったもんだして戻すんですが。。深追いはしません。。止め部(鋳物)が割れたらユニット交換になっちゃうから。。そいでもってHIDのバルブはハロゲンより取り付け土台が分厚いので、振動などで外れないように、私は念には念を入れて。。針金で止めスプリングが脱落しないように、固定しておきます。

点灯テストはHIDの箱を開けて、直ぐに行っていました。これをしておかないと。。保証がね。。ヘッドライトに組み付けも終わり、再度点灯テストしました。さて後はBMW E30に組み込みの戻し作業でありますが。。ちょっとまだヘッドライト右側を外す、別作業が残っておりますので、しばらくは目ん玉なし状態で、リフトでたかいたか〜いです。