切れる。(bmw e30 M3 オルタネーターアース)


今度は、切ったんじゃなくて、切れた。。が正しいのかな。
ブリーズ工場の昔は、BMW E30 M20後期の車両ばかりで、前期やM3の入庫は全く無く、ほぼ後期BMW E30 M20オンリーって工場でした。
まあ。。私がそんなM20ばかり乗っていたので、自然とそうなった訳なんです。
ブログなどしていなかったし、手作りHPなどしてまして、1年に一回くらいかな。。お問い合わせ電話が入るのは。。
そんな密かな?工場でした。

車好きな方達も結婚、子供さんが出来て、ワンボックスに乗り換えたり。。
世の中も変わって行き、自動車にお金など掛けない。。
そんな風潮?になってきだして。。
あ〜。。もうダメだわさ。。転職か。。
”昭和枯れすすき”のお歌が、頭に流れていました。
そら暇なので。。ブログなるものを書き出したのが、2007年頃であります。
ちらほらお電話が入り出し、M3なる雑誌でしか見た事無い車が入庫しだしました。
オルタネーターのアースの強化品を付けたいのですが。。」
ん?オルタにアース?
そんなもんが、付いてんの?エンジンとブラケットで取り付けされてるのに、アースがわざわざ?
意味わかんね〜って、見たこと無いので、思ってました。
「ほー。。なるほど、オルタネーターにブッシュがあるんだ。で、アースが必要なわけんだ。
なんで?ブッシュがいるんだ〜?
エンジン振動が多いから。
なんで?振動が多いんだぁ〜?
と、理解に苦しんでおりました。
後期BMW E30 M20にはそのようなブッシュは無く、不思議だったのでありました。
ブッシュが痛んで、崩れて。。オルタネーターの調整ステーが割れたり。。
弊害。。多いな。。
で、アースも切れるってさ。。

ほんとだ、切れて走行不能のレッカーご入庫でした。
一見切れていないように見えましたが、触ってみたら完全に切れていました。
大昔アーシングなるものが流行って、圧着工具や太いアース線持っていたので、作る事にしました。
オルタネーターとエンジン側のアース部とちょいと直線では無理なので、端子をオフセットして〜作成して、取り付け。
ほい、エンジン始動。
テスター持って、充電量測定〜
と、同時にお客さんから入電。
「どうですか〜?」
「あ、今エンジン始動して、測ろうとしているとこですよ〜、ちょっとエンジン音うるさいので、エンジン切りますね〜」
「そうですか〜じゃあ、預けたついでに追加で、これとこれをお願いしま〜す。」
「は〜い♪でもそれって、オルタの配線修理より高いです事ですよ〜♪」

な〜んてしょうもない?お話をして、電話切って。。
もう一度、エンジン始動して、充電量の測定です。
ん?
充電していないよ。。アンペア上がんないよ。。
オルタネーター。。いっちゃってるぅ〜
明日から仕切り直しだね〜
楽しい会話の時間あったんだから。。それは、それでしあわせかな〜