もう一ヶ月前から事務所のレコードプレーヤーの上に座っていた、小カニであります。
大カニだったら。。直ぐに売れていたのでしょうが。。
小カニは人気無い?ので。。こんな綺麗な塗装でも、「かっこいいな〜」で、終わる一ヶ月でした。
やっとこさ、小カニでええねんって素敵な方が現れました。
この小カニは、ブラストかけて、結晶塗装された物で、素人が塗った物ではありませんので、仕上がりはとても綺麗であります。
このカニを取り付けるのは、BMW E30 320でありまして、現在325スロットルだけは、すでに装着されてはおります。
で、この黒い小カニと戯れる事にします。
小カニと大カニとの違いは、見た目はほぼ同じですが、お口の大きさが違います。
お尻は6穴とも小カニと大カニとも一緒です。
小カニはお口が小さいので、大きくすることにしました。
正直。。装着するお客さんは、私のブログは読まない人でして。。
後で説明しても。。ふ〜ん。。くらいで。。終わっちゃう人です。
なので。。乗った後、「ん?ちょっと吹き変わったかも?」と。。言わせたいだけの北田です。
ほんとブログを読んでくれないので、前のぶりTですら販売したことも知らないし、ぷち夏も工場に遊びに来られて知ったと言う、ブログを書く前からのBMW E30乗りさんです。
何人かそんな方がおられまして。。
「なんで読んでくれへんの?」と聞きますと。。
「何書いているか、意味分からんし」と。。言われます。
まあ。。しょ〜もないことばかり書いているので、仕方ないですけど。。
まあ。。よく読んで下さっている方でも。。ほとんどが。。斜め読みでしょうから。。ね。(と。。いやみ?)
くやしいので、やたら読むのが面倒なくらい長文にする時がありますけど。。ほとんど意地悪で書いています。(わたし性格悪いもん!)
カニはカニのくせに?アルミで出来ていますので、お口はヤスリで削る事にします。
まあ。。削るのに良い工具を持ってないからと言うのもありますが。。
とりあえず、職人の手で削るしか無いのであります。。
職人?北田が?。。冗談です。
私は職人ではありません。。商人ですので職人の手技がありません。
ただ。。ひたすら、削る。。削る。。ごしごしごしごし。。
完全に大カニと同じ大きさには口は開けません。
同じ大きさにすると下側の肉厚が無くなり、エアーを吸う可能性があります。
よって、商人技?で、少しお口を広げて〜外周は斜めテーパー状にしました。
アルミの粉だらけになりますので、掃除機で吸いながら。。
出来上がったら、洗浄したり、エアブローしたり、また洗浄して。。
お昼ご飯前にお日様にあてて干物にしました。
しっかり乾くのを待つ間に、BMW E30のエンジンルームをばらす事にします。
お昼ご飯を食べて〜元気付けて〜外しに掛かりました。
まあぁ〜一番暑い時間なもので、汗が頭から流れ落ちて来ます。
冷えているエンジンルームの作業ですので工場熱との戦いですが。。
BMW E30のエンジンフードは前に開きますので、エンジンルームはちと暗いです。
照明点けてするんですが。。やっぱ暗いなぁ。。
最近BMW E30の修理しか入って来ないし、E30しか触ってない感じの工場になっちゃてるんで、工場の照明の位置を変えた方が良さそうな気がします。
大きな水銀灯4基取り付けていますが、びみょーに位置が悪い。。
E30のボンネットが光を遮断してしまっています。
いろいろ考えないと。。歳とって照明の大事さがよく分かります。
なんとかひーひー言いながら、小カニを取り出しました。
取り出すのにいつも面倒なのが、クランクのブローバイのパイプとインマニのスダットボルトの真ん中の長いやつ。。
もう馴れましたが。。けっこう利き腕ダメな時は苦しいです。
さあ。。清掃して取り付けですね。。
ちょっとここで。。カニ取り付け時にいつも私が行っている裏技?表技?を書いてみようと思います。
ただ昔っから書いてますが、BMW E30の整備を誰かに教わった訳では無いので、正しい方法か?すら分かりませんが。。
ちょいと前に「カニを自分で外すので、ガスケット類取り寄せてください。」と、言ってパーツをお買い上げ下さったお客さんの為に書こうかなと。。
まだカニの脱着はされていないようなので。。
”インマニのスダットボルトの真ん中の長いやつ”を私は取り付け前に一旦外しておきます。
そうすると、とても容易に取り付け出来ます。
逆に、外す時に外しとけば良いじゃん。。って言われそうですが。。狭くてね。。
私の手持ちの工具では無理なんですよね。。カニを外した状態ではボルトむき出しなので、ダブルナットしたら簡単に外れます。(極まれにめっちゃ硬いやつありますけど。。)
あと。。クランクケースとカニを繋ぐブローバイのパイプ。。
これにはスプリングが取り付けられていて、柔らかいスプリングではありますが。。
結構押し込むには、力が要ります。
腕と握力が必要となります。
私は男前なので、ことわざ通り、力がありません(天は二物を与えず)。
スプリングをタイラップで縛って、縮めておきます。
シリンダーヘッドにカニをセットし、ブローバイパイプもセット出来たら、タイラップを切って、スプリングを解放しテンションを掛けます。
あ、その時タイラップは切り易い位置にしておきましょ〜う。
と言う方法でいつも行っております。
さあ。。あとは完成写真で。。おしまいです。。
実は昼から。。カメラ(白いニコン)。。故障してしまいました。。
前から調子悪かったんですが。。とうとう。。
黄色い電話での写真です(いつもとブログ写真のサイズが違います。)。
面倒だな〜電話のカメラ。。あ〜困ったよ〜
電話のカメラ使い難いし。。落としそう。。直ぐ壊れる言うし。。やだな〜。。
結局いちんち小カニと戯れておりました。
な〜んて書いてますが。。
ドレスアップの様なブログですが、意外とメンテナンスのついでって言うのもあるんです。
ブリーズの基本は、
「BMW E30の従来のベストコンディションを保ちつつ、足回りをもっと軽快に、エアロパーツなどでさらにドレスアップさせることを目的としています。」
と、うたい文句TOPに書いてますから。。ね。
”保ちつつ”ってところが。。良いですね〜〜と、自画自賛。。
かえろ。。