BMW E30 Garage Breathe 夕方6時の工場からの風景

今日はお昼から、”2.27ME.J1”と言う、車検証上エンジン型式のE30の車検受けに行っておりました。
”2.27ME.J1”と言いますのは、325eでありまして、車検証ではこう記載されておりますが、エンジンブロック本体の刻印は、8桁だったかな?”12345678”と数字が刻印されております。
昔書いたブログに書いておりますので、ここら辺はちょっと省略します。(ブログ中のちょっと薄い字をクリックして頂いたら、その記事にリンクして頂けます。)
最近検査員さんはお若い方が多くて、BMW E30などあまり知らないようでありまして。。
いろいろ最近では、チェックされます。
リアマフラーの出口角度を測り出したり。。
北田「あの〜純正ですよ〜もう止めて下さいよ。」
検査員「一応規則で。。あ、大丈夫ですね。」
また、並行車で新規登録年が平成7年のE30の時
検査員「シートベルトの警告灯は?」
北田「いや、この車は、もともと付いてないですよ。」
検査員「平成7年なので、付いてない事を書面で見せて下さい。」
検査場の事務所に行って、当時の輸入時の書類で、ようやく確認して合格。
ごく最近では、車台番号が横一筋で消されて、側にもう一つの車台番号が刻印されているE30。(ALPINAではありませんよ。)
実はこれはディラー車で、ワンオーナー車でありまして、新車時からの車台番号なんです。
ドイツBMWで何故か?そう言う事をされておりまして、でも変な車では勿論ありません。
検査員「車台番号は合ってて分かりますが、消されている車台番号と”書体”(いわゆる?フォントですかね。。)が違う気がしますので新規コースで調べてもらって下さい。」
北田「ちょっと待って下さいよ。それじゃ、新車時からおかしいって事じゃないですか。今更そんなん違うって、おかしいですやん。私には同じ書体に見えますよ。BMWのマークもちゃんと入ってますやん。この車は私でさえ、3回目検査来てますけど、そんなん言われた事ないですよ。」
結局、新規コースへ。。
北田「番号の書体が違うと言われましてん。。」
新規コース検査員「今更何を言うんでしょうね。。大丈夫ですよこれ。」
速攻合格印でした。
まあ。。言い出せば、きりがないほど、検査場でいろいろ言われます。
ややこしそうな?E30ならまだしも。。ノーマルでもこんな感じです。
今日は、325e。。嫌な感はありました。
そのエンジン型式でありますね。。”2.27ME.J1”と数字8桁の憂鬱が当たりました。。
検査員「検査証とブロックの番号が違いますね。」
北田「いやいや、それ”読み替え式”のエンジン番号ですよ。」
検査員が他の検査員にも聞き出しました。
検査員「新規コースで調べて下さい。私どもでは分かりませんので。」
軽く言われます。
北田「そらあなた達の勉強不足でしょ。やっとコース並んで、終わったらまた、新規コースで調べろって。新規コースめちゃめちゃ並んでますやん。」
まあブツブツ言っても、適合印はくれませんので、検査が終わったら新規コースで証明するしかありません。

これもワンオーナーE30車でありまして、なんの矛盾も無く合格でありました。
ちょっと気持ちも一段落し、工場での作業も一段落しました。
明日は休みだな。。なんか。。疲れたな。。もう今日は他の作業も止めよかな。。とちょっとお疲れ気味(心ですけどね。)の北田。
夕方4時半頃に、あるお客さんからお電話を頂きまして、ブログを読んで下さり、いろいろお話しました。
温かいお電話で、ちょっと元気が出てまいりました。
「まだ5時やんはたらこ〜」元気に〜お仕事再開です。
夕方6時頃ですが、降り続けていた雨がピタリと止みました。
工場から生駒山を見ましたら、久しぶりに輝いておりました。
ぐんぐん雲が去り、青い空が見え始めました。
久しぶりの綺麗な山と空でありまして、思わず写真を撮り、暫く空に見とれておりました。
30分も経ちましたら、今度は空が、”ピーチ色”に染まって行き、アスファルトさえも”ピーチ色”でありました。
ちょうど工場のラジオから、「シンシア」が流れておりました。
明日は木曜定休日です。
おうちの”ちわわのいぶきくん”も元気になったし ♪ 、うどんでも食べに行こうかな?

「シンシア / 吉田拓郎&かまやつひろし」