写真はe30のラジエーターのタンクを外したものです。
なんとも言えない程の錆びが溜まっています。ネバネバしたヘドロの様です。
これではラジエーターが詰まったりしても仕方ないですね・・・
クーラント(LLC)を定期的に交換しなければ、色々な箇所がおかしくなってきます。ラジエータは勿論の事、室内に付いているヒーターコアなど。
BMWではありませんが、一度ウォーターポンプのインペラ(羽根)が、錆で全く無くなっている車両を見たことがあります。これではオーバーヒートしてしまいます。
クーラント(LLC)は最低2年に一度は交換した方が良いですね。
月別アーカイブ: 2008年12月
さてこれは何でしょう?
さてこれは何でしょう?とてもe30に重要な部品です。姿を見る事はほとんどありません。
当たっても景品はありませんが・・・
答えは、ATFのOILクーラーです。ラジエーターのタンクの中に潜んでいます。
ラジエーターの水でATF-OILを冷やす役目の大切な物ですが、実はとても狭い隙間をATFが流れています。INとOUTが勿論ありまして、写真右上の真ん中の空洞と外回りはクーラントが流れています。
写真左下では少し分かりにくいですが、ATFの通り道には冷却効果を高める為の金属のメッシュが内蔵されていまして、この隙間をATFが流れて行くのです。
このメッシュの目づまりは、ATFの循環を妨げ、悪さをする事があります。
VOLVO740などではこのOILクーラーに穴が開き、ATにクーラントが流れ込みATが潰れたケースも体験したことがあります。