「おうた」カテゴリーアーカイブ

明日また晴れますように

初め音楽のコンサートを観に行ったのは、中村雅俊さんのコンサートだった。たしか。。「辛子色のアルバム」と言うレコードが出た時だ。。中学生だったかな。。高校生だったか。。コンサートに行くお金など持っていなかった。たまたまFMラジオを聴いていたら、コンサートが当たる応募があったので、送ってみたら。。当たっちゃった。(たぶんの話。。もしかしたら、当時読んでいた”FMレコパル”に応募があったのかもしれない。。)

それから数年。。働き出して、結婚した。。その年、尾崎豊さんのコンサートに行った。1987年の大阪球場だった。これは。。行けた事は、今となっては、少しだけ?自慢話になってしまうかもしれない。。

音楽を聴くなら、私は素敵な音で聴きたい。CDは雑音が無いから、少ないから良い?う〜ん。。私はやっぱり、音楽は生の音、LIVEが最高だと思いたいし、思っている。

一度きりの音だから、ハプニングも起こるかもしれない。音も乱れるかもしれない。それでもやっぱりLIVEだ。LIVEが一番。

今までで行ったLIVEの一番のお気に入りは、家入レオさん

家入レオさんが、二十歳の時のコンサートだった。きっかけは、たまたま仕事中に、FMラジオで「チョコレート」って言う彼女のおうたを耳にして、ファンになっちゃって。。iTunesで買った。また『20』って、アルバムがちょうど発売されたばかり。。それに合わせてのコンサートがたまたまあって。。コンサートに気が付いた頃には、売り切れていて。。傷心していたところ。。すてきなプレゼントをされて。。観に行けた。

コンサート当日。。少し、怖気付いた。。家入レオさんのファン層って?え?そうだよな。。若い人だから、若いファンが多いんだろうな。。大丈夫かしら。。そんな事全く考えないで、行きたい行きたいだったので、冷静になると。。怖気付いたわけです。

コンサートが始まればファン層だの年齢層など、何処へやら。彼女のその伸びやかな声は、CDで聴いていたより。。すごい。。良い。。とても良い。

初めてだ。。

いつも聴いているレコードやCDより、良いと思ったコンサート。

伸びやかな素敵な声。元気いっぱいにステージを飛び跳ね。息も切らさず歌う家入レオさんに驚き。素敵な時間を頂けました。

「明日また晴れますように / 家入レオ」

入ってるのに、「入ってへん」と、言いますのは。。どう言うことや。

BMW E30のラジエータのお水。入ってるのに、「入ってへん」と、言いますのは、どう言うことでんねん?「まあ、入ってへんのに、入ってる。って言うよりかましですやん。」

お水の量が減ったら教えてくれるって、ええ車ですやん。今の車なんか青と赤の印だけで、無口なもんでっせ。。気いついた(点いた)頃には、ご臨終って話も聞きまっせ。

水の量測るってもんちゃいまして、”あるんか?ないんや”ですから、そろそろ無いんちゃうん?とかは、ゆうて欲しい時にはゆうてくれん、そんな仕組みです。うきわが動いて、ON・OFFなんで、純文学目普通科の北田でも分かります。今回もせったくうきわ新調したんで、カプラーや配線(防水ハーネスです)もきちっとかちっとね。

車を長持ちさせたければ、OILと水をきちっと管理して、もうちょいもうちょいと。。無理して走らせんこと。。私もそのへんのおっさんの例に漏れず、よくゆう話です。私にしたら、まあ。。BMW E30だけが、残ったらええんですが。。

「この世に二人だけ / 中島みゆき」

角を曲がる。

先日の夏休み。と言っても私の夏休みは、4日間だけですが。。4日もあるだけで、幸せなのか?今はほんと何が幸せで、そうでないのか?よく分からなくなってしまいます。

夏休み。。私も例に漏れず。。ほとんどお家で過ごした4日間でした。映画ばかり観ていました。今は自宅で、色んな映画を選んで観れる方法があるので、好きな好きそうな映画を探すのも時間がかかる。それはそれで、少し贅沢な時間かな。。

その中でなかなか奇抜だけども面白い映画に出会った。。ちょっと内容が乱暴に思える箇所もあったけど、最後までしっかり観れて面白かった。そのエンドロールでのおうたが、な〜んか気になったので、聴きながら。。携帯アプリ”Shazam”で、いつものように調べた。

「角を曲がる / 欅坂46」

すぐに小さな画面に出た。そうなんだ。。グループはさすがにたくさんテレビにも出てたし、歌も流れていたし、名前くらいは知っていた。どちらかというと。。ダンスってイメージと、歌詞的にはメッセージ色が濃いのかな?若い人たちが好む感じなのかなぁ。。と、勝手な解釈くらいで、聴いた事はなかったんです。

数日後もやっぱ気になったので、先日iTunesでダウンロードしました。しっかりと歌詞を、おうたを聴きたかったんです。通勤の車の中で聴いていて。。久しぶりに。。全身に鳥肌が現れた。鳥肌がたったって言うんだったっけ。。

自分が自分の頭の中が、完全にそんな時間にトリップしたと言うか。。思考がそこに行ったと言うか。。「角を曲がる。」。。自分では曲がったつもりでは無かったけど、もう何回か角を曲がっていたようだ。。もっと意識して、角を曲がるべきだったのかもしれない。。

この写真は、2012年10月11日お昼過ぎ。鳥取県米子市で散策中に撮影したものです。文章とは関係ありません。

「右肩」(reprise)

この日曜日、その2回目。だれも好きで好んで行くわけでもなく、ただ。。仕方なく。まるで能面のように無表情に順番を待つ。そしてまた利き腕の右。

朝の10時に、ある意味私には憧れの大学校にて。8分後には終わっていた。その15分後、歩いた事のないキャンパス?って言うところを少し。。ほんの少しだけ、散策してみた。ただ、駐車場からルートが引かれていて、寄り道は出来ないように仕組まれている。

ツクツクボウシの鳴き声。「そうなんだ。。今年初めて聞いたな。」たくさん鳴いている。家の近所では、夏の終わりにかすかに耳にすることはある。

最近お天気が悪かったから、勘違いしたのかな?

ツクツクボウシは結構木の高い位置で鳴いている記憶がある。一生懸命鳴き声の方に、姿を探したが。。見つからない。諦めながら。。雨のせいで少し悪くなっている足元に小さな栗を見つけた。小さな栗の実をつけている木がたくさんあって、少し嬉しくなった。まだ先のことかもしれないけど、まだ小さな楽しみがある事を思い出した。

そして。。今年は、まだ人生でその声を聞いたことがない、蜩を探して見たいと、思った。

「右肩 / 前田敦子」

「右肩」

「右肩 / 前田敦子」

題名と関係ないけど、今日は右肩?右腕に、ワクチンを接種してきた。利き腕は右なんだけど。。右にして来た。わざと右なんだけど。。ちょっとした理由で。そのタイミングで、あっちゃんの”右肩”っておうたです。

私、正直あっちゃんビイキではありますが、世の中のよく言う”推し”って言葉を使えば怒られそうなレベルというか。。あまり詳しくは知らなかったのですが、当時あの名台詞で、私。。キュンと心を掴まれて、涙したTVっ子です。

たまたま『右肩』って歌を耳にして。。歌詞の凄さというか、力?表現力の凄さ。。プロ中のプロが作ったおうたなので、そら表現力は当たり前と言われたらそれまでですが。。私はこの人やっぱり凄い。。ってことを再確認しました。

視線が道から、空に、入道雲へ。。となりの人の右肩に、頭を傾けるまでのその時間感。。そして、メロディが切なく美しい。

あまり私がうんちくを書くとチープになりそうなので、やめますが。。私のベストソング上位に一気に上昇。そう入道雲のように。。ね。チープな表現になっちゃうでしょ。

こんな素敵な歌が、埋もれている訳じゃ無いけど、推しの人たちしか知らないって。。もったいないです。。2012年の楽曲らしいです。今は2021年ですから。。今まで知らなかったなんて。。ほんと何度聴いても温かくなります。素敵なおうただと思います。

「青空」

「青空 / 上白石萌音」

”THE BLUE HEARTS”のカバー曲である。”GLIM SPANKY”が参加しているのが、ラッキーな気分で、私は嬉しかった。”GLIM SPANKY”を知ったのは数年前、YouTubeを徘徊中だった。

徘徊と言っても私は、YouTubeでは音楽以外のものは見ないので、いつも見ている好きな音楽から、たぶんYouTubeのオススメ的な?感じで紹介された記憶。「大人になったら」って曲を見つけたのが最初だった。歌詞で引っ張られたのが、正直なところなんだが、即購入して、何度も何度も聴いてると、ギターの音が気になって気になって。昔のロックキッズ?ならきっと耳が止まるギターサウンドだと思う。

この「青空 / 上白石萌音」を初めて聴いた時は、”GLIM SPANKY”が参加しているとは知りませんでして。。楽曲の奥で鳴るスライドギターがとても心地よい。もちろん全面でも、サビ部でスライドギターは泣いているのですが。。特に奥の方の音が私は好みだ。久しぶりにスライドギターの音色に体をゆだねている自分がいた。

昔、夢中になって聴いていた「Layla(Layla and Other Assorted Love Songs / Derek and the Dominos)」の”Duane Allman”を思い出して、久しぶりに聴きたくもなった。けど。。わざわざCDを引っ張り出さなくても、”いいやっ”と思わせるくらい?心を掴まれた。まあ。。最近昔の昔聴いていた音楽を、特に洋楽を聴かなくなってしまっている。それは何故だかはよく分からないんだが。。心の病ってやつか?冗談だけど。。

もともと私は、スライドギターの音が大好きなんだけど。かと言って、”Duane Allman”の事は、あまり知らない。「Layla and Other Assorted Love Songs / Derek and the Dominos」の中での”Duane Allman”しか知らない。あとスライドギターでは”David Lindley”が大好きだった。高校生の頃だったかなぁ。。いや違うな。。働き出してからだったかな。”Jackson Browne”のLIVEビデオを見て、後ろの面白いおちゃめな?(見たことある人は分かるおちゃめ。)ギターリストさん”David Lindley”を知って。その頃はもちろんYouTubeなんぞない訳だし、TVで放映されるわけでもない。

当時、大阪心斎橋にSONYタワーなる素敵な音楽のビルがあって、そこの何階かに大きなスクリーンがあって、色んな音楽のLIVEビデオが流されていた。ある時、”Jackson Browne”のLIVEが流れていたわけ。お家にビデオデッキなんぞあるのは、お金持ちの人だけで。心斎橋に行ったら必ずっていいほど、SONYタワーに足を運んでチラチラ見ていた記憶です。たしか。。リクエスト出来たんだったかな。。ちょっと忘れた。ただ当時の若い人やカップルがたくさん訪れていた。私もその中の一人でした。

この「青空 / 上白石萌音」は、繰り返し聴いても飽きない。久しぶりにギターの音って言うのをしっかりと聴いた気がする。ギターソロって、やっぱかっこいい。また、バックコーラス(たぶん、”GLIM SPANKY”のボーカルの女性だと思います。)等含めて、原曲をリスペクトしたアレンジだと私は思う。ボーカルも”THE BLUE HEARTS”甲本ヒロトさんの淡々と歌ってる原曲の感じが好きなんだけども、上白石萌音さんも淡々と歌っていて、とても好感が持てる。素敵な楽曲に仕上がっていると思う。久しぶりに何回も何回も聴いた。今もヘビーローテーションしている。

この記事は、『NOTE』にも載せています。お試しで、NOTE始めてみました。やめるかもしれないけど、分かりませんが。https://note.com/hirono_ri26

セオリーに反して。。

Taylor Swift のセカンドアルバム(2008年発売CD グラミー賞 最優秀アルバム)が再録音で発売された。

どうも。。いろいろ訳があるようだ。

”お金が儲かる”と分かると、色んな人が群がってくる。

若き頃に、すべての情熱を注ぎ込み作ったとても綺麗な純粋なものが、お金の為だけの人間たちに触られて。。連れ去られて。。汚れたように見えるかもしれない。。でもその輝きは、Taylor Swiftだけのものだ。「Fearless」題名のように生きたい。

「Fearless (Taylor’s Version)/ Taylor Swift 」2021/4